先月に記事にしたiPad関連の記事だけど、
実はつい先日ついに届いた。
12.9インチiPadを使い始めてまだ3日だけど、11インチと比べて感じた良かったこと、使いにくいと思ったことを記事にしていきたいと思う。
11インチiPadProからの買い替え
去年の夏に11インチiPadProを買って1年間使っていたんだけど、11インチだと用途によっては画面が狭く感じるようになってしまった。
具体的には、
- お絵描き
- 写真編集
- 大判の電子書籍
これらの用途は11インチだとちょっと厳しい。それでも持ち運びとのトレードオフを考えて去年は11インチを選択したけど、狭いものは狭い。
お絵描きも1年以上は続けていて、もう3日坊主ではないのだからもう少しそれに最適なデバイスが欲しいということで、2021年モデルの12.9インチを購入した。
11インチと比べるとこんな感じ。縦横それぞれ3センチぐらい12.9インチのほうが大きい。
11インチより良かったこと
まずは11インチから乗り換えてよかったと感じたこと。
お絵描き
いやもうほんとに11インチとは比べ物にならない快適さ。クリエイティブな用途に画面の大きさがいかに重要かを12.9インチに思い知らされた。
11インチだと画面分割しながらだとだいぶ画面が窮屈になるけど、12.9インチなら2分割程度なら余裕。初めて12.9インチで描いた時の画面の広さは感動ものだった。
大判の電子書籍
漫画とかは11インチでも全然快適だったけど、雑誌とか大判の電子書籍は11インチだと少し物足りなかった。12.9インチは雑誌を読むのも実に快適。
漫画は横持ちで読めば紙の単行本ぐらいのサイズ、縦持ちなら雑誌サイズで読むこともできる。
動画視聴
画面が大きいから動画視聴の迫力も11インチやスマホとは比べ物にならない。音質と画質も最高だから動画視聴マシンとしては文句なし。ただし目玉のミニLEDディスプレイの恩恵は特に感じてない。前モデルの時点でディスプレイの品質にはほぼケチのつけようがなかったから、そこからさらに良くなっても違いはわからない。
一応部屋を暗くして並べて見比べてみると、前モデルと比べて黒い部分がちゃんと黒かったり色が少し濃く感じられるような気はするけど、並べてみないとわからない程度の違いでしかない。
11インチより使いにくいと感じたこと
逆に11インチよりも使いにくい、不便だと感じた所。
片手持ち
一番はこれ。カバー込みで11インチより300グラム重くなっているんだけど、その数値以上に重たく感じられる。特に片手で持っている時にはサイズが大きくなっていることで重心が遠くなり、かなりズッシリとくる重さ。
11インチは片手で支えながらペンを使って書き込むことも余裕だったのに対して、12.9インチはできなくはないんだけど長時間はキツい。たまにそういう場面があるくらいなら全然許すことはできるけど頻繁には勘弁して欲しいかな。
カバンを選ぶようになった
11インチならすんなり入っていた手提げバッグに12.9インチは入らなくなってしまった。幸い一番使用頻度が高いバッグパックには、11インチ同様に問題なく入れることが出来るからあまり不便だとは感じていない。それにバッグパックに入れている状態だと重みは11インチとそんなに変わらなかった。
一部のアプリが使いにくくなった
お絵描きや写真編集アプリのようなクリエイティブ用途のアプリや、YouTubeやブラウザのようなメジャーなアプリはほとんどが大丈夫だけど、少しマイナーなアプリだと12.9インチでは表示が大きすぎたり最適化されていなくてかなり使いづらい。
こういう時に、11インチなら気軽に持ち替えたりできるけど、12.9インチの大きさ、重さだと持ち替えるのにもそれなりに気力が必要になってしまう。なんだかんだで11インチの機動力は強い。
大画面は正義
最初に開封した後初期設定をしている時は12.9インチはやっぱり重いな、ちょっと失敗したかなと不安に思ってたけど、絵を描き始めたら一瞬でそんな不安は吹き飛んだ。
メインの用途のお絵描きはほんとに11インチとは比べ物にならない快適さで、読書、動画のようなコンテンツ消費でも画面の大きさは正義。
ただやっぱり重さと大きさからくる持ちにくさは結構ネガティブな面で、大半の人は11インチを選んだ方が買った後に後悔する確率は低いと思う。
大画面・高性能・重量級の12.9インチも隠れた正解だったけど。
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