iPad Pro2021年モデルが発表されたから前モデルからの変化をまとめてみる

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前回の記事の続きです。

 お絵かきマシン兼サブパソコンとして、iPad Pro2020年モデルを使用しているんだけど、そのiPad Proがモデルチェンジされた。しかも今回は結構色々と進化している。

 真剣に買い替えを検討しているんだけど、既に一つ前のモデルを持っている身で果たして買い換える意味があるのか迷う。

 というわけで買い換える意味があるのか、どれぐらい今のモデルから進化しているのかを確認してみる。

新型iPad Proの進化したポイント

 まずはiPad Pro2021年モデルが現行モデルと比べて進化した点をまとめてみる。

M1チップ搭載

 iPad Pro2021年モデルはMacbookと同じM1チップを搭載している。2020年モデルと比べてCPU性能は40%、GPU性能は50%向上しているらしい。

M1搭載Macbookを検討した話はこちらから

メモリ増量

 メモリも2020年モデルでは6GBだったけど、2021年モデルはストレージ容量1TB以上のモデルは16GB、それ以外のモデルは8GBに増量されている。

 メモリ6GBの2020年モデルでもメモリ不足を感じるような場面は全くといっていいほど無かったけど、多いに越したことはないから素直に嬉しい。

ミニLEDディスプレイ(12.9インチだけ)

 2021年モデルは12.9インチに限ってミニLEDディスプレイを搭載している。ピーク時で1600ニトの輝度(2020年モデルは600ニト)と100万:1の高コントラストが特徴。

 輝度が上がるのは直射日光の元でも視認性が上がるので嬉しい。発色とかコントラストは現行モデルでも十分満足しているけど、どれぐらい違うかは一度店頭で確認してみたい。

5G対応(セルラーモデルだけ)

 セルラーモデルに限って5Gに対応しているけど、セルラーモデルを買う予定はないからこれはどうでも良い。

インカメラが強化

 カメラが超広角カメラになって画角が広くなった。それからセンターフレーム機能で自分がビデオの中心に来るように調整してくれるらしい。

あまりインカメラ使わないけど。

Thunderbolt接続対応

 今までのiPad ProもUSB-Cでの充電やデータ転送に対応していたけど、新型ではより転送速度の早いThunderboltに対応している。データ転送の速度が早くなったり、より高解像度のディスプレイに対応できるようになるらしい。

2020年モデルと比べてみる

 ここまでで進化したポイントをまとめてみたけど、実際今の2020年モデルとどれぐらい違うのかを比べてみる。

 今回狙っているのは12.9インチなので、今使っている11インチの2020年モデルと12.9インチの2021年モデルで比較する

iPad Pro2020(11インチ)iPad Pro2021(12.9インチ)
プロセッサーA12ZM1
メモリ6GB8~16GB
ストレージ256GB128GB~2TB
画面サイズ11インチ12.9インチ
解像度2366×16682732×2048
ディスプレイ液晶ミニLED
カメラ標準・広角標準・広角
重さ466グラム682グラム
生体認証顔認証顔認証
値段約11万円約13万~26万円

処理能力の向上を予測してみる

 今回、Macと同じM1チップを搭載することで処理能力が向上したらしいけど、実際どれぐらい変わるのかはあまり具体的じゃない。

 ということで、どれぐらい違うのかを自分なりに予測してみる。

 これは自分で使っているiPad ProのAntutuベンチマークスコアなんだけど、Apple曰くM1は2020年モデルのA12Zと比べてCPU性能は50%、GPU性能は40%向上しているらしい。

 つまり単純にAntutuのCPUスコアを1.5倍、GPUスコアを1.4倍すると、Antutuベンチマークスコアは971973点。2020年モデルのAntutuベンチマークスコアは73万点だから、25万点以上上回り30%以上の性能アップを果たしている計算になる。

 更に今回は計算に含めなかったメモリの増量を考えれば、もしかしたら16GB版なら100万点を超える可能性すらある。普通にコンテンツ消費デバイスとして使うには明らかにオーバースペックだけど、クリエイティブな用途に今まで以上に強くなるのは嬉しい。

 というかこれだけの性能差があればスマホを乗り換えた時と同様に、ちょっとしたブラウジング程度でも2020年モデルとの性能差を感じることができるんじゃないかと思う。

ミニLEDで外でも快適?

 今のiPad Proも外出先で使うことはあるんだけど、ディスプレイの最大輝度が物足りないので直射日光のある環境だとかなり視認性が悪くなってしまう。

 新型は最大輝度が今の3倍近くになるので、直射日光のもとでも視認性が上がることを期待できる。

iPad Pro2021年モデルは大きく進化

 最後に改めて2020年モデルから2021年モデルに買い換えるメリットをまとめるとこんな感じ。

  • CPU性能1.5倍
  • GPU性能1.4倍
  • メモリ増量
  • 外出先でディスプレイが見やすくなる

 見た目こそ今のモデルと全く変化はないけど、中身はプロセッサーもディスプレイも大幅進化。前モデルを使っている身でも、というか使っているからこそ真剣に欲しい。

 iPad Pro2021年モデルは4月下旬から予約受付、5月発売予定だけど、多分12.9インチモデルを購入すると思う。購入したらまた記事にする。

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