14インチMacBook Pro 長期使用レポート

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去年の年末に14インチMacBook Proを購入してから、ブログ執筆や写真編集など、メインマシンとして利用し続けている。もうすぐ購入から10ヶ月だから、この機会に長期使用レポートを書いてみたいと思う。

ちなみに10ヶ月間でスタバに持ち込んだ事は一度もない。ドトールとコメダとマクドナルド(Macだけに)になら持ち込んだ事はある。

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購入したモデル

購入したモデルのスペックはこの通り。

MacBook Pro
画面サイズ14.2インチ(ミニLED)
画面解像度3024×1964
CPUApple M1Pro/Max(8コア)
GPUApple M1Pro/Max(14コア)
メモリ16GB
ストレージ512GB
バッテリー
駆動時間
ビデオ再生:最大17時間
インターネット:最大11時間
重さ1.6kg
USB-Aなし
USB-C
HDMI
SDカードリーダーフルサイズ
価格約27万円(購入時は23万円)

一番安価な8コアCPU、14コアGPUのモデルに、メモリやストレージの増設も一切行わない吊るしの状態で購入した。

MacBook Proを購入
MacBook Proノートブックが、M4チップファミリーを搭載。Apple Intelligenceのために設計されました。対象のMacを下取りに出すと、割引価格で購入できます。

16インチでなく14インチにした理由

今回のMacBook Proにはより画面サイズの大きい16インチ版が存在する。16インチの方が画面が大きい分作業性も高いしバッテリー持ちも良い。それでも14インチを選んだ理由が以下の3つ。

コンパクトで軽い

14インチは16インチと比べて400gぐらい軽い。大きめのスマホ2台分ぐらい違うので、持ち運びの時は結構な差になる。大きさも16インチの方は現在使っているカバンには入らないぐらい大きくて、バッグまで16インチに合わせて買い換える必要が発生してしまうのが厳しかった。

性能はほぼ同じ

サイズは小さいけど搭載できるチップは16インチと全く同じ。サイズが大きい分放熱性が高くなり、持久力では16インチの方が高い可能性があるけど、それほど負荷の高いことをやるつもりも無かったし14インチで十分だと考えた。

画面は外部ディスプレイで拡張可能

14インチは16インチと比べて画面サイズ・解像度で劣るけど、この点については既に持っている外部ディスプレイで補うことができると判断した。最大2枚までの4Kディスプレイに接続可能だし、本体のディスプレイの小ささは外部接続でカバーできる。

なぜ購入したのか

そもそもなぜ購入することにしたのか。

M1Macを体験したかったから

2020年に第一弾が出たM1Macは、あらゆるマスコミやユーザーから絶賛の嵐で当時から興味を持っていた。実際にM1MacBook Airは何度か購入を検討したんだけど、その度に見送ってきた経緯がある。

そんな時にM1だけでなく、120HzのミニLEDディスプレイや一新されたデザイン、強化された拡張性などのインパクトがある新型MacBook Proが発売された。

デザインもかっこいいし、評判のM1の実力をその目で確かめたい、丁度メインマシンを新調したかったし、ほぼ即決で買ってしまった。

1台で全てを賄う高性能ノートパソコンが欲しかったから

そんな新調した買ったメインマシンに求めていたものこそ、1台で全てを賄える高性能とポータビリティを両立していること。モバイルのためのノートパソコンと自宅用のデスクトップパソコンの2台持ちが王道ではあるけど、それだと2台のパソコン間でのデータのやり取りが面倒くさいし、デスクトップと比べて低性能なノートパソコンでの作業性が低下してしまう。

それならデスクトップ級のパワーを持つノートパソコンを1台だけ持っておけば、ファイルやデータのやり取りがシンプルだし、家でも外でも同じマシン、同じ環境で作業することができる。

MacOSを知りたかったから

実はこのMacBook Proを買うまでMacを使ったことは一度もなくて、家電量販店とかでほんの少し触った程度でしかない。せっかくハード面で自分の理想に近いものが出てきたんだから、この機会にMacの世界観を体験してみたかったというのも理由としてある。

最悪自分に合わなかったとしても、MacBookは比較的リセールバリューがいいからすぐに売れば金銭的ダメージも少ないと考えてチャレンジした。

購入して思ったこと

スマホやタブレットと同じ感覚で使える

M1Macの何が一番いいって、スマホやタブレットと同じぐらい手軽に使えることが一番大きいと思う。静粛性が高い上に重さも従来より軽いから持ち運びやすいし、何よりもスリープからの復帰がほぼ一瞬なのがそれに貢献している。

今までのどんなの高性能なパソコンでも、スリープからの復帰は必ずワンテンポ遅れてしまうもの。少なくともスマホやタブレットに比べればストレスを感じるものだった。

そんなストレスがM1Macには全くない。天板を開けるよりも早く画面が点灯するし、指紋認証はスマホのそれと遜色ない精度・速度でロック解除が出来るから、本当にスマホを使うような感覚で高性能なノートパソコンを扱うことができる。

性能は十分すぎるぐらい高い

性能は一般的な用途に対しては十分すぎるぐらいの水準。僕が主にMacBookでやっていることは、

  • ブラウジング・SNS
  • 動画鑑賞
  • ブログ執筆
  • 写真編集

この中で一番パワーが必要な作業は写真編集だけど、JPEG形式なら数十枚一斉に開いて順に編集して、後ろでブラウザ上でYouTubeの動画を垂れ流しても全く重くならない。RAW形式の写真でも一枚〜数枚ずつの編集では全くMacBookは動じない。流石に1枚当たり数十MBのRAWデータを20枚ぐらい一斉に開いて編集すると重くはなるけど、それ以外に僕の使い方でMacBook Proの動作が重くなったことは無い。一応14インチMacBook Proの中では最下位のモデルだけど、それでも一般人には十分すぎるほどのパワーを有している。

ちなみにMacはゲームには力を入れていないけど、僕が気に入っているシティーズスカイラインはMacに対応しているのでMacでプレイしている。

MODをある程度(ゲーム内容に関わるもの数十種とアセット200種ぐらい)導入し、画質は1440P最高設定。外部ディスプレイに出力した状態だと6万人ぐらいまでなら余裕で快適。7万人ぐらいになると少し重くなってくるけど、それでも問題なくプレイは可能。シティーズスカイラインはかなり重い部類のゲームだから、もう少し軽めのゲームならもっと余裕なはず。これでゲームがほとんどできないのは勿体無いことだと心から思う。AppleがMacでのゲームに本気になる日を期待したい。

14インチのサイズは丁度良い

1台で全てを賄う高性能ノートパソコンとして重要なことは性能だけでなく、軽さやコンパクトさのようなポータビリティ。むしろそれがないとデスクトップパソコンで構わないわけで、高性能と軽さの両立は高性能ノートパソコンの最重要課題。

では14インチMacBook Proはどうなのか。結論から言えば十分モバイル可能。サイズは13インチ級のノートパソコンとほぼ同等だし、重さも1.6キロだからそこまで重くはない。最近の13インチノートパソコンは1キロを切る機種もあるからそれに比べればMacBook Proは重いけど、それでもスペックを考えれば十分許容範囲。スマホ用の充電器でも充電可能な上に電池持ちが非常にいいから、1日ぐらいなら充電器を持たなくても安心して外出先で利用可能なのも嬉しい。

それでいて従来の13インチと比較すれば画面が大きい分作業性も高いから、作業性・性能・ポータビリティの全てを極めて高いレベルで実現している。

どこまでできるかを試したくなるパソコン

MacBook Proはとにかく使っていて楽しい。ハードの質感が高いし、性能は高いから大半の用途に快適に使えるし、どこに持って行っても恥ずかしく無いデザインとブランドもあるし、流石に世界で最も有名なノートパソコンなだけの事はあって完成度は極まっている。

ゲームがほとんどできないのにシティーズスカイラインではそのゲーム性能の片鱗を見せてくれたし、高品質なディスプレイと高い処理能力のおかげで写真編集にも強い。バッテリー持ちもいいから外出時のお供にもなる。なんでもできる上に一つ一つのレベルが非常に高いからこそ、この14インチMacBook Pro1台でどこまでできるかを確かめたくなる。

購入してから半年以上経つけど、ここまで毎日飽きずに使い続けられるノートパソコンは今までなかった。もしこの14インチMacBook ProにWindowsが載っていれば、最高のハードウェアと高性能と誰もが知ってる業界標準のOSを備え、ブラウジングから写真編集・動画編集・ゲームまであらゆる用途に完璧に対応することができる最高のノートパソコンになるんだけど…

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