Galaxy Z Fold4の保護ディスプレイを張り替えた話

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去年の今頃からメインスマホにGalaxy Z Fold4を使っている。折り畳みスマホとかいう今後主流になるかも正直怪しい最新技術てんこ盛りの製品は全てが無駄。だけど無駄だからこそ楽しい。

だったんだけど最近になってメインの折り畳みディスプレイでフィルム浮きが発生してしまった。この問題で少しの間苦労したので体験談をここに記録しておきたい。

フィルム浮きとは

ここでいうメインディスプレイとは折りたためて大きい方のディスプレイのことだけど、実はこのメインディスプレイには購入当初からフィルムが貼られている。

折り畳みスマホのメインディスプレイは、折り曲げることができるように通常のスマホよりもかなり柔らかい素材でできてる(爪を立てて押す気になれない程度には柔らかい)ので保護のために最初からフィルムが貼られている。Z Fold4の先祖であるGalaxy Foldの時には保護フィルムと間違えて本体の構造を剥がしてしまうなんてトラブルもあったけど、Z Fold4に貼られているのは普通に保護フィルム。

最初から貼られているだけあってもちろんズレも気泡も一切なくほとんど本体の一部のようなものとして扱ってたんだけど、これが1年間使ったことで少しずつ剥がれ始めていってしまった。最初の頃は折れ目の端のあたりがちょっと浮き始めた程度だったので特に問題なく使えてたんだけど、放置していたら徐々に拡大。

最終的には折れ目に一直線にフィルム浮きが発生するまでになってしまった。頻繁な開閉によって折れ目周辺はストレスがかかるし、そこに温度の変化も加わることで発生する症状なんだとか。この状態でもまだ一応使うことはできるけど見栄えが悪くなるし何より折りたたむたびにフィルム浮きの影響で「パリッ」みたいな感じの音が聞こえてくる。

この音マジで怖い。本体も壊れてるんじゃないかと不安になる。これはもうどげんかせんといかん。

フィルム浮きの対策法

このフィルム浮き問題はFold系Galaxyはじめ折り畳みスマホ共通の問題点らしく、特に日本ではほぼ折り畳みスマホ独占状態のGalaxyはサポートもしっかり用意してる。

1.ドコモのGalaxyリペアコーナーに行く

一部のドコモショップはGalaxyリペアコーナというのがあって、フィルムの張り替えなどを無償で実施してくれる。当初はドコモ版のみだったけど最近になって国内で販売されているSIMフリー版も受け付けてくれるようになったらしい。

ドコモショップ「Galaxyリペアコーナー」のご案内
Galaxy製品に関するFAQ。「ドコモショップ「Galaxyリペアコーナー」のご案内」の詳細について Samsung Japan 公式サイトで確認してください。

けど今回は中古品で保証もないんで受け入れてもらえるか怪しい。

2.Galaxy Harajukuに行く

ドコモ以外だとGalaxy直営店のGalaxy Harajukuに行く手もある。けど僕は関西在住なので東京へは移動だけで一日使いかねない一大イベント。流石にここまで行く気にはなれない。

Galaxy Harajukuのご案内 | Samsung Japan 公式
Galaxy Harajuku(ギャラクシー原宿)の営業時間、受付時間、お問い合わせ先、住所、アクセス方法などはこちらをご確認ください。

3.自力でフィルムを貼り替える

つまり保証のない中古品を買ってしまい、かつ東京に気軽に行けない場所に住んでる僕のような一部の特殊な人たちは自分で頑張って貼り替える必要がある.製品に最初から貼られているだけあってメインディスプレイの保護フィルムは自分で剥がすと保証が効かなくなるらしい。失敗のリスクを考えるとかなりの危険な賭けだけど僕にはもうこれしかなかった。フィルムが浮いた状態だとメルカリで売るのも厳しいし。

実際に貼り替えた結果

ということでここからが本題。実際に張り替えた件の報告。

購入したのはこのPDA工房のFlexible ShieldとオプションのWET貼り付けキット。

一応Flexible Shield単体でも貼れないわけじゃないらしいけど通常のフィルムよりかなり難易度が高いらしく、WET貼り付けキットと併用することで多少は貼りやすく、気泡が消えにくくなるらしい。WETは500円ぐらいだしスマホ本体の値段と失敗した際の損失を考えたら購入しておくことにした。

貼り付けの方法はPDA工房が公開してくれたこの動画を全面的に参考にさせて頂いた。感謝。ただ一つ注文するなら音声がないので説明を聞きながら貼ることができないのがちょっと残念だった。

注意点としてフィルム自体が柔らかいので位置合わせのために広げようとしてもなぜか内側に丸まっていってしまう。水貼り用の液体をスプレーするときも片手でフィルムが丸まらないように抑えながらやる必要がある。流石は「上級者向け」と念押しされるだけのことはあってだいぶ大変だった。

貼り付け直後は結構気泡が残ってたけどメーカー曰く多少の気泡は数日で消えてくれるらしいので手で除去できる範囲を頑張ってから割とすぐ動作確認。

無事正常動作してよかった。

そこから実家への帰省を挟んで二週間ぐらい使ったんだけど、確かに大量にあった気泡がメーカーの主張通りほぼ消えた。実際には画面の端にはちょっと残ってるけど実用上の問題は無くなった。

元のフィルムより透明度が高いのか気持ち画面の発色が濃くなった気がする。まあ貼り替えはかなり難易度高かったし保証も効かないので中古を買ったとか気軽に行ける距離にドコモも原宿もない人以外は変な意地張らずに無料でプロに貼り直してもらう方が安全。でも良い経験にはなったのでこの記事が一部の特殊な人たちの役に立てば嬉しい。

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