全てのガジェットの帰る場所【ドッキングステーション活用】

iPad

これまでデスク環境を改善するために色々試しているんだけど、最新の試みとしてドッキングステーションの導入をした。Thunderboltを搭載しているノートパソコンならType-C端子を起点にさまざまな拡張を行う事ができるし、ドッキングステーションを全ての中心に据えた本格的な拡張を試してみたかった。今回はその拡張計画の全ての起点のドッキングステーションの紹介をしたい。

Thunderbolt端子は色々できる

今メインマシンとして運用しているMacBook ProとiPad Proは両方ともThunderbolt端子を搭載している。これは要するに全ての拡張に対応した最強のType-C端子と言っていい。

世の中のUSB-C端子は見た目はほとんど同じだし端子も物理的には抜き差しの互換性はあるけど、それぞれにできることできない事がある。例えば低速充電しかできなかったり、高速でのデータ転送ができなかったり、ディスプレイ出力に対応しなかったり、とんでもなくややこしい。

でもThunderbolt端子は違う。この端子は全ての能力を兼ね備えた最強の端子。Type-Cにできるとされている事は全てできる。USB-C一本で画面拡張やデータ転送、100W以上の高速充電や外部GPUとの接続などなど、ノートパソコンを圧倒的に拡張できる。

ドッキングステーションとは?

そもそもドッキングステーションって何?って話になるんだけど、要はType-Cハブの大型バージョン。サイズ自体が大きく、しかも電源供給がパソコンとは独立して別途必要になるため、持ち運びはほぼできない。その代わり、より多くの拡張端子を備える上に独立した電源供給のおかげで接続の安定性も非常に高い。

そしてその分値段は高い。今回買ったものは無名ブランドでしかもセール中に狙ったんだけど、それでも1万円以上。それなりに有名なブランドだと3万ぐらいする。だからドッキングステーションはとても万人には勧められない。あくまで1台のノートパソコンを最強にしたいマイノリティのためのもの。

購入したのはWAVLINK USB C 13-in-1ドッキングステーション

今回購入したドッキングステーションがこちら。

商品名は、

WAVLINK USB C 13-in-1ドッキングステーション 100W PD充電 HDMI付き三重4Kディスプレイ USB-Cアダプター 2つのディスプレイポー

「ディスプレイポー」と途中で途切れてるのは僕がコピペをミスったのではなくAmazon記載の商品名が本当にこれだったから。証拠はこちら。

商品名の時点で怪しさ全開だけどこのドッキングステーション、なかなかいい買い物だった。

外見はこんな感じ、無名ブランドとはいえ1万円以上するだけあって質感は高い。

正面は左から電源ボタン、充電に対応したUSB端子、microSDスロット、フルサイズのSDスロット、ヘッドホンジャックがある。

側面には穴が空いている。放熱のためだろうか。

背面には左から有線LAN、データ転送用のUSBが3つ、HDMI一つとディスプレイポート端子が2つ。

そしてパソコンのためのUSB-C端子。この端子は最大100Wの充電に対応し、データ転送にもディスプレイ出力にも対応する。対応するパソコンならこの端子に繋げるだけで充電、データ転送、ディスプレイへの出力もストレージの拡張もそのほか何もかも完結する。この便利さは革命的。

最後にドッキングステーション本体の電源。ACアダプターはかなりでかい。このお陰でパワフルな拡張ができるからギリ許す。

ドッキングステーションでやってみたこと

こんなともすれば無駄と思えるほど多種多様な端子を備えたドッキングステーションで果たして何をやったのか。ドッキングステーション(というかパソコン)に現時点で接続したものがこちら。

ディスプレイ拡張&パソコン充電

まずは何と言ってもディスプレイの拡張と充電。MacBook ProはUSB-Cでの充電でフルパワーを引き出す事ができるので、USB-Cを一本繋げるだけでディスプレイの拡張も充電も行いつつ、性能も本来のものを発揮し続ける事ができる。

従来なら充電用のケーブルとHDMIの2つのケーブルを使わなければならなかったことを1本のケーブルでできるだけでも素晴らしいことだけど、これだけなら今までもディスプレイ自体の能力でできた。ドッキングステーションを間に挟むことで下記のようなこともUSB-Cケーブル一本を接続するだけでできるようになった。

有線キーボードの接続

まずは有線キーボードの接続。従来の薄型Bluetoothキーボードよりも打鍵感と安定感の高いキーボードが欲しいと思ってLogicoolのG213rを購入。背面のUSBポートから接続して利用している。

Macで使えるとは一応書いてあったし実際ちゃんと使えるんだけど、キーボードの配列違い、特にMacではスペースの横のかな、英数キーで切り替えるのがWindowsだとこのキーが存在しないからかなと英数の切り替えができなくて焦った。

結局設定項目からCapsLockで切り替える事ができたので無事に解決。

ちなみに打鍵感は以前の薄型キーボードとは比較にならないほどいい。キーを押しているっていう感触がしっかりあるだけでも十分な進歩だけど、キーのグラグラ、フニャフニャ感がほぼ無いおかげでミスタイプが少なくなったし、キーを叩いてて気持ちがいい。

それにパームレストのような手を置く台が下の方にあるお陰で手首の疲れもかなり軽減された。唯一物理的にデカくてスペースを取ることだけが残念。

ヘッドセットの接続

正面のヘッドホンジャックからスピーカーやヘッドホンの接続もできる。今はPS5用に買ったPULSE 3Dヘッドセットを繋げてる。レシーバーはPS5に挿しているからPS5では無線、パソコンでは有線で利用している。

PULSE 3Dヘッドセットの紹介もいつかはやりたい。

スマホ・タブレットの充電

正面のUSB端子のみ7.5Wでの充電に対応してるので、この端子はスマホ、タブレットの充電用に残しておいてる。7.5Wはそんなに速い充電速度ではないけど、1日使ったスマホを寝てる間に満充電にできる程度の速度ではあるので、充分ではある。

この1台に全てを集約できる

このドッキングステーションの素晴らしいところはこのステーション1台に全ての機能を集約できること。パソコンの拡張はもちろん、スマホやタブレットなどの充電もこのドッキングステーションで行えるから、全てのガジェットが帰る場所としてこのドッキングステーションを確立する事ができた。

まだ使ってない端子もあるし、今後もこのドッキングステーションを起点にデスク環境の改善を進めていきたい。

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