PITAKA MagEZ Case2【軽くて強いMagic Keyboardの友】

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GOOJODOQのMagic Keyboardもどきを買って、2回に渡って記事を書いてきたけど、

このカバーを使っているとタブレットとして使うには裸で使わなきゃいけない問題があった。それを解消するために買ったPITAKAのMagEZ Case2を紹介したい。結論を先に言えば、この二つを組み合わせたiPad Proライフは最高だよ。

アラミド繊維を使ったケース

MagEZ Case2は軽さと保護ケースとしての耐久性を両立するために、アラミド繊維という素材を使って作られている。

アラミド繊維は、高い強度と耐熱性を持つ合成繊維の一種です。アラミド繊維は、主にポリアミド樹脂のポリパラフェニレンテレフタラミド(PPTA)から製造されます。この繊維は、非常に強靭で耐摩耗性があり、化学的に安定しています。

アラミド繊維の代表的な商標名としては、「ケブラー」(Kevlar)や「ノマックス」(Nomex)があります。ケブラーは主に防弾チョッキや防刃手袋などの個人防護用途に使用され、その高い強度と耐久性から知られています。ノマックスは熱に対する耐性があり、消防服や航空機の内装材料など、高温環境での使用に適しています。

アラミド繊維は、その軽量性と強度から、さまざまな分野で幅広く利用されています。航空宇宙産業、自動車産業、スポーツ用品、船舶産業などで使用され、耐久性や安全性が求められる製品に応用されています。

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防弾チョッキや消防服など、耐熱性や強度と軽さとの両立を求められる用途に使用されていて、Mag EZ Case2を販売してるPITAKAからは他にもiPhoneやGalaxyのケースなどアラミド繊維を使用した製品が販売されている。

MagEZ Case2の外観

Mag EZ Case2の外観がこちら。

アラミド繊維で作られた模様は高級感こそないけどかなりかっこいい。

何ヶ所か爪があって、簡単には外れないようになっている。

音量ボタンや電源ボタンも問題なく使えるし、スピーカーを塞いでしまったりすることもない。当然Apple Pencilもちゃんとくっつくし、充電も問題なし。ただ若干磁力は弱まる気もする。

カメラ周りは段差があって、カメラの出っ張りを抑えてる。カメラ部分で机を傷つけたり、カメラが傷つくことも防げる。薄いケースだとカメラの出っ張りの保護は妥協されがちだけど、MagEZ Case2はちゃんと保護してくれる。

純正のカバーたちとは違ってちゃんと側面も守ってくれるので(左側面以外)、ケースとしての防御力も結構期待できる。

カバーの存在を忘れるほど軽い

このケースの良いところ、まずはとにかく軽い。重さはたったの112グラムで、本体と合計しても800グラム未満(12.9インチiPad Pro本体682グラム+112グラムで794グラム)しかない。ケースを付けてない裸の状態とほとんど変わらない感覚で運用できて、それでいて側面も(左以外)しっかりカバーされる。

個人的にパソコンとタブレットには重さ1キロと2キロがある種の壁になっているように感じていて、1キロ未満なら全く存在感を意識せず毎日持ち運びができて、1キロを超えるとちょっと意識は必要だけどまだ楽、2キロを終えるとそこそこ気合いを入れないとキツくなってくる。

その点MagEZ Case2は1キロの壁を余裕でクリアしているので、毎日カバンの中に入れてもまるで苦になることはない。会社ではメモ帳兼電卓としてこのiPadを使っているので、キーボードはいらないからとにかく軽さだけが光る。

カバーをつけたままMagicKeyboard(偽)を利用可能

そしてこっちが本命なんだけど、このMagEZ Case2は非常に薄くてしかもカバー自体にも磁力が存在するおかげで、MagEZ Case2を装着したままMagic Keyboardにくっつけることができる。

正確には純正じゃなくてGOOJODOQの代替品だけど、純正同様にケースをつけたまま装着することを確認できた。しかも装着できるだけではなく、MagEZ Case2を装着したままちゃんと閉じることもできる。

状況に応じて使い分けられる

そしてこの2つのカバーを手に入れたことでシチュエーションによってシームレスに使い分けられるようになった。普段はキーボードも装着した状態で運用していても、タブレットとして使いたい場合はすぐに取り外して使うこともできるし、その場合でも裸の状態ではなくちゃんとカナーで保護された状態で使うことができる。

そしてキーボードがいらない場合はiPad本体だけで手軽に持ち運ぶこともできる。この状態なら重さは1キロを大きく下回るし、薄いから持ち運びもほとんど苦労しない。逆に必要な時にはマグネットでくっつけるだけで一緒に持っていくこともできる。

軽さと利便性のどちらを重視するかを状況によって自在に使い分けられる。

例えば僕の場合は今までSmartKeyboardを使っていたんだけど、職場ではiPadはメモ帳兼電卓として使うのが基本でキーボードを使うことはない。つまりキーボードはただの無駄装備になってしまう。そこでMagEZに切り替えれば、重さ1キロを超える(iPadと合計で約1.08キロ)SmartKeyboardから200グラム以上の通勤時の手荷物のダイエットに成功した。

逆にキーボードが欲しい時にはいちいちカバーを入れ替える必要もなく、MagEZを装着したままキーボードを磁石でくっつけるだけですぐにキーボードを装着した状態で利用できる。

【問題】左側面はカバーされない

なんかあまり褒め続けると文字数も伸びないので、唯一問題だと思うのが左側面だけは保護できないこと。キーボードを閉じた時に干渉して閉じなくなるのを防ぐために、キーボード装着時に底面になる部分はカバーされない。全周カバーできないと嫌だって人には勧めづらい製品ではある。

あと問題というほどかは微妙だけど、ちょっと手汗が目立つような気がする。上の写真を見て気づいた人もいると思うけど、軽く拭いた程度ではとれない。

Magic Keyboardとの併用で最強のカバー

このカバーはMagic Keyboardとの併用で真価を発揮できると思う。ケースをつけたままキーボードを使える、キーボードから外せば防御力と軽さを両立した持ち運び便利なケースになる。ちょっと値は張るし、一方向だけカバーできない箇所があったりはするけど、Magic Keyboardやその類の製品を使っている人には無条件でオススメしたい。

今まで幾つかのカバーやケースを試したけど、GOOJODOQのキーボード+MagEZ Case2の組み合わせは総合的に最強だった。タブレットメインの人はMagEZ単体でも良いかも。

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