FUJIFILMのミラーレス一眼カメラ、X-A5を購入してからは多くの写真は掲載する前にAffinity Photoで編集している。写真が綺麗だなんて反応は今のところどこからも来ていないけど、それなりに綺麗な写真になるように編集しているつもりだからもっと注目して欲しい
今回は実際にAffinity Photoを使ってどんな感じに編集しているのかを解説してみる。Affinity Photoの使い方で悩んでいる人の参考になれば嬉しい。
編集に使っているもの
写真撮影と編集に使っている機材をまずは紹介。
- ミラーレス一眼カメラ(FUJIFILM X-A5)
- レンズ(XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ)
- 接写リング
- iPad Pro(12.9インチ)
- iPad版Affinity Photo
編集のやり方
僕はもちろんプロのフォトグラファーでもカメラマンでも無いので、編集についてもネットと電子書籍、それから自己流のやり方を織り交ぜてやっている。
一般的に正解とされているやり方とはぜんぜん違うとは思うから、あくまでこんなやり方もあるんだって感じで参考程度に見て欲しい。
編集に使っているのが一般的なPhotoshopではなく、iPad用のAffinity PhotoなのはiPad版Photoshopは月額課金制な上に機能がまだ不十分だから。今の所iPadでパソコンのPhotoshopに一番近い機能のアプリはこのAffinity Photoなんだ。
1.花の写真
まずはこの花の写真を加工してみる。
このままでも悪くはないけど、ちょっと色がおとなしすぎるのと全体的に暗いのが気になる。
まずはAffinity Photoで写真を読み込む。読み込むとこんな画面になり、各種パラメーターを弄って写真の加工ができるようになる。
右上の上から二番目の円みたいなアイコンをタップすると、露出、コントラストなどの基本的な編集を行うことができる。
どんな写真でもまず最初にやっているのが、シャドウを100%に、ハイライトを-100%に設定すること。こうすると白く潰れた場所と黒く潰れた場所をそれぞれ復活させることができて、かなり見栄えが良くなる。
次に露出を白潰れしないギリギリのレベルまで上げて、黒点も5~10%の間で実際の写真を見ながら引き上げていく。
コントラスト、明瞭度、彩度もヒストグラムや実際の写真を見ながら変化させる。個人的な印象だけど、ヒストグラムが中央付近でまとまってる場合は落ち着いた雰囲気で黒潰れ、白潰れの少ない写真になり、ヒストグラムが左右のどちらか或いは両方に振り切っている場合はメリハリの効いた派手な写真に仕上がるような気がする。
実際に表示されている写真を見ながら編集するんだけど、基本的にはシャドウを100%、ハイライトを-100%にして黒潰れと白飛びをなくし、露出とコントラストを上昇させれば大抵の写真はそこそこいい感じに仕上がる。もちろんプロが大きくて高性能なモニターで見れば違うだろうけど、スマホやノートパソコンで見る限りはこのやり方で大抵の写真はなんかそれっぽい感じになる。
最後に色調を調整すれば完成。
こちらが加工後の写真。加工前よりも鮮やかでメリハリのある写真に仕上がった。
2.高層ビルの写真
次に高層ビルの写真だけどこれも基本的には同じ。白飛びと黒潰れを無くして、露出とコントラストをヒストグラムや実際の写真を見ながら上昇させていけばなんかいい感じの写真になる。
元の写真
露出・彩度・コントラストを調整。
色調を調整して、
完成。空の青色が強調されて派手な写真に仕上がった。
今回は風景写真や花の写真で解説したけど、ブログの商品写真も基本的には同じ様なやり方で編集している。
写真の加工に正解はない
今回はいつもやっているAffinity Photoでの写真編集のやり方を紹介してみたんだけど、正直自分でもこれが正解なのか疑わしい。けれどパラメーターを変化させれば写真も変化するから、実際に変化する写真を見ながらなんかいい感じになるように編集している。
これからもより良い加工方法がないか模索していきたい。
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