今まで高性能ノートパソコン一台で全てを賄うという理想を追い求めてきたんだけど、最近この信念が揺らいできてしまっている。変に中途半端な一台に集約するよりもキッチリ分業してしまう方が良いのでは?と感じてしまった。何故そんなことになってしまったのかこの記事にまとめたい。
きっかけはお盆の帰省
そもそもなぜノートパソコン不要説が頭に湧いてきたのか。きっかけはお盆の帰省だった。
今回もノートパソコン(MacBook)とiPadを両方持って行ったんだけど、以前紹介したこのキーボードカバーが大活躍してしまった。
調べ物もブログの下書きも全部iPad+キーボードの組み合わせで全部賄えてしまってノートパソコンを使うことは10日間で一回もなかった。実際問題として自宅ならともかく外出先でそんなに性能を求められるようなことはしない。やることと言ったらちょっと調べ物したり簡単な写真編集をしたり、ブログの下書きをNotionで作成したりとか、とにかくそれほどパワーが必要なことはやらなかった。
今までもそうだったんだけど、iPadばかり使うようになって気づいてしまった。高性能ノートパソコン一台あればデスクトップはいらないとかマトモに使ったこともないのに考えてたけど、よく考えたら1番使ってないのはノートパソコンだった。
デスクトップ+iPadの組み合わせの可能性を考える
つまりMacBook Proを手放して新たにデスクトップパソコンを導入するという可能性を考えたわけ。そして今までノートパソコンを使うことが多かった外での利用はiPadに全部任せて、従来のMacBook Proよりも高性能なデスクトップパソコンを導入する。家ではデスクトップ、外ではiPadという形で綺麗に役割分担を行えるというわけ。
なんでも一台で賄うのが理想と考えてMacBook Proを自宅と外出先の両方で使ってたけど、iPadというある意味最強クラスのモバイルPCがあることに今更気づいたことで分業した方がいいと考えてしまった。
起動も早くて性能も高くバッテリー持ちもよく、使いやすいiPad Proはある意味最強のモバイルノートパソコン。もちろんタブレットとしても完成されているし、中途半端な重量級パソコンを持ち運ぶ意味を最近は見出せなくなってきてしまった。
デスクトップパソコンに欲しい条件
じゃあデスクトップにするとしてどんな条件を求めるか?簡単にまとめたのがこれ。
- ある程度の画像編集やAI学習ができる性能(現在のノートパソコン以上)
- メモリは32GB以上欲しい
- 机の上かラックの中に置けるぐらいコンパクトなサイズ
- 予算は20万円台ぐらい
- 既存のディスプレイは使いまわしたいので一体型PC(iMacなど)はNG
- OSはWindows・MacどっちでもOK
この条件をクリアするとなると、まず机の上における大きさと言う時点でゲーミングPCとかによくあるタワー型のパソコンは無理。最近では1番ポピュラーな選択が選べないのは残念。
現在の14インチMacBook Proでも基本的に処理能力は満足だけど、唯一メモリだけは何十枚も同時に写真編集すると重くなることがあるので現状の16GBより多め(32GB以上)に欲しい。
拡張性や端子に関してはデスクトップはノートに圧勝していることがほとんどだし、ここはそこまで重視してない。
デスクトップパソコンの候補
とまあここまで語ってきたけど、結局何を買えばいいのかってことになってくる。
候補1 Mac Mini(M2 Pro)
まず最初の候補。小さく安く、必要十分以上の性能を備えていることが最大の魅力。
現状のM1ProからM2Proに、多少は性能も向上しつつ机の上に置いても全く邪魔にならないほどコンパクト。安くてコンパクトで性能も十分。ある意味1番安全な選択肢だけどそれ故にワクワクは少ない。あとメモリやストレージを盛ると意外と次のMac Studioと価格差が少ないのもネック。
候補2 Mac Studio(M2 Max)
もう一つのデスクトップMacの選択肢。Mac Miniと比べてStudioが勝っているのは性能と端子の拡張性の二つ。端子類は絶対数が増えるのももちろん大きいんだけど、それ以上にType-C二つとSDカードスロットが前面に設けられているのが大きい。後ろからだとどうしてもゴチャついてしまうし、前の方にもある程度の端子があるのはいい。
それでいてサイズもMacMiniと比べて高さ以外はほぼ同じなのもすごい。並のタワー型PCを上回るほどの性能を持ちながら机に置けるほどのサイズ。Appleシリコンの省電力性能には驚く。
問題は身も蓋もないけど僕の使い方だとほぼ確実にオーバースペックになること。最下級のM2Maxでも今の2倍以上のグラフィック性能になるので、現状ですら持て余し気味なわけだしオーバースペックではなかろうか。それでいて値段はMacMiniよりもかなり高いわけで、そう考えると悩ましい。
しかもMacはゲームには使いづらいし、せっかくの性能を活かす機会が結構少ないのも難しい。
候補3 WindowsのミニPC
OSがMacだとゲームは厳しい…ってなると候補になるのがWindowsのミニPC。
最近はWindowsのミニPCも進化してて、ノートパソコン用のグラフィックボードを搭載してある程度の性能を持った製品もたくさんある。もちろん拡張性やコスパなんかは通常のデスクトップには劣るんだけどね。
問題としては有名メーカーから出ている製品は少なく、信頼性とかサポートには不安が残ることだろうか。無名メーカーなら失うものもないから容易に売り逃げできてしまうわけで、ちゃんとメイン機として使う前提だとそこはネックになる。
候補4 自作の小型パソコン
自作PCという手もある。これなら自分の好みの仕様のものが手に入るし、世界で一台だけの自分だけのパソコンというロマンも手に入る。ついでに言うならパーツ選定や組み立てまでの過程をブログのネタにもできるからそう言う意味でも美味しいけど、今までチャレンジしたことのない分野への挑戦であることや何よりちゃんと動くものを作れるのかと言う不安はある。
何より自作PCはタワー型のかなり大型なものが多く、小型の自作PCパーツは意外に選択肢が少ない。自作PCの強みであるコスパとオリジナリティも小型のものに関しては選択肢が少ないことが原因でそこまででも無くなってしまう。
まだまだ考え中
色々書いてきたんだけどまだどうするか。上記の選択肢のどれかに手を出すか、現状維持して技術革新を待つかは全く決めてない。また動きがあったらその時は報告します。
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