去年、衣類乾燥機を導入しようとして断念してから半年。
ようやく我が家の洗面所に置けそうな衣類乾燥機が見つかった。でもどれもあまり有名とは言えないメーカーだから、信頼性に割と疑問符がついてしまう。今回は衣類乾燥機を導入するために、そのメリットといくつかの候補を選定したい。
衣類乾燥機を導入するメリット
まずは衣類乾燥機を導入することによるメリットを挙げる。
- 時短ができる
- 天候を気にせず洗濯できる
- 服からホコリ・花粉を除去できる
- タオルがフワフワになる
順に解説する。
時短ができる
衣類乾燥機を導入する最大のメリットはなんと行っても時短が叶うこと。これに尽きる。一般的な全自動洗濯機なら洗濯機がやってくれるのは脱水まで、乾燥は自分で干して行う必要がある。それに対して乾燥機があれば、服をハンガーや物干し竿に掛ける必要がなくなるから、その分の時間が自由になる。
服を干す時間は一回一回は大した時間ではないけど、それが積もり積もればそれなりに大きな時間の無駄になってしまう。参考までに僕の場合、
- 洗濯は週4回ぐらい
- 服を干すのは1洗濯あたり10分ぐらい
- 1年は52週間ぐらいだから、52×4=208、年間で208回洗濯する
- 208×10=2080分、つまり年間で約34時間、洗濯物干しに費やしている
年間34時間、洗濯物干しという無償労働に費やしてしまっている。時給を安く見積もって1000円としても、その時間で働けば年間34000円稼ぐことができる。衣類乾燥機を導入すればそれだけの時間を自由に使うことができるんだ。
天候を気にせず洗濯できる
時短が叶う以外にも衣類乾燥機のメリットはたくさんある。その一つが天候を気にせず洗濯できること。雨が降っているときには洗濯できないだとか、花粉やPM2.5が飛んでいるから外に干せないだとかそういう事が起きない。干す作業が必要ないのであれば時間帯に拘る必要すらない。
必要になればいつでも洗濯を始めることができることは、時短と並ぶ衣類乾燥機導入の大きなメリットになる。
服からホコリ、花粉を除去できる
衣類乾燥機は洗濯物を槽内で回転させながら温風を当てる。この過程で衣類に付着したホコリや花粉、各種のアレルギー物質も吹き飛ばしてくれる。
花粉の季節は服を外に干したり外出している時に花粉が付着してしまうけど、衣類乾燥機ならそもそも外に干さないから干す過程での付着は心配しなくていいし、外出中についた花粉も乾燥中に除去することができる。
寮で初めて衣類乾燥機を使ったときは、フィルターに残ったホコリの量に驚かされた。乾燥機を使えない今はこれを身にまとって毎日過ごす羽目になってしまっている。
タオルがフワフワになる
乾燥機を使ったことがない人には驚かれることなんだけど、乾燥機で服を乾かすと外に干すよりも洗濯物がフワフワになる。特にフェイスタオルやバスタオルなんかは一目瞭然で、そのタオルを乾燥機で乾燥したことが少し使うだけでわかるぐらい違う。
これは乾燥させる時槽内で回転しながら暖かい風を当てるんだけど、その過程で布の繊維・パイルが風で起き上がるからで、乾燥機で乾かしたフワフワのタオルを使うのはものすごく気持ちいい。
いくつかの候補を選定
前置きはさておき、ここからが見つけ出した候補たちの紹介。
選定基準として、以下の3つをクリアするものを選んだ。
- 乾燥容量は最低1.5キロ
- タンブル乾燥であること
- サイズは横幅と奥行きが50センチ以下、それ以外もなるべく小さいことが理想
1.Morus Zero
乾燥容量 | 1.5Kg |
サイズ | 縦48.9×横41.5×奥52.8 |
重さ | 13Kg |
価格 | 69800円 |
以前から観測範囲にある衣類乾燥機。今回紹介する製品の中で唯一、公式サイトがちゃんとあり、なおかつAmazonからは買えない。他の乾燥機と違って衣類乾燥だけでなく除菌や消臭、靴の乾燥もできる多機能性と、白物家電感の無い洗練されたデザインが魅力的。
その分値段はかなり高い。69800円は他の3倍以上。
2.SHKGLAB 衣類乾燥機 小型 3.0kg ステンレスドラム パネル操作 自動乾燥 家庭用 工事不要 コンパクト (方形ータッチ式ーブラック)
乾燥容量 | 3Kg |
サイズ | 縦58.5×横49×奥40 |
重さ | 17Kg |
価格 | 23580円 |
Amazonで売っている小型衣類乾燥機。今回紹介する3台の中では最も大容量で、3キロまでの乾燥ができる。3キロ乾燥できて2万円で買える乾燥機はなかなかない。横幅が49センチで割とギリギリなのが気になる。
3.SHKGLAB 衣類乾燥機 小型 工事不要 1.5kg ステンレスドラム パネル操作 自動乾燥 家庭用 コンパクト
乾燥容量 | 1.5Kg |
サイズ | 縦40×横40×奥23.5 |
重さ | 9Kg |
価格 | 20980円 |
一番コンパクト。ここまで小さければ洗面所に置くことに拘る必要すらなくなってくるように感じる。値段も安いし結構良いかもしれない。Amazonにレビューが1件もないのがものすごく不安だけど。
実際置けるのか?
比較的小型の衣類乾燥機を探してみたけど、実際これらの機種なら設置できるんだろうか?
これは我が家の洗面所だけど、設置するとしたらこの洗濯機の上のスペースにラックなどを使って設置することになる。この洗濯機上のスペースは、幅53センチ×奥行き62センチ×高さ85センチ。
懸念があるとすれば幅で、数値の上では全機種53センチ以下に収まっているけど、写真の左側に洗剤やドライヤー置き場があって、機種によってはここへのアクセスが不可能になる可能性がある。
それからどうやって洗濯機の上に設置するかも考える必要がある。壁に金具などで壁掛けするのは賃貸である都合上厳しいし、現実的にはラックを使う必要があると思うんだけど、
乾燥機の重さ(10Kg以上)に耐えられるラックはそれなりにいい値段がする。普通に乾燥機本体と同じぐらい高い。
洗面所に拘らず、部屋に置くのも考えてみる。機種によっては良い判断かもしれないけど、やっぱりいつも過ごす部屋に乾燥機の振動と熱が入るのは良くない気がする。
衣類乾燥機は究極の時短家電
とにかく、近いうちにこの3台のうちのどれかを買うことは自分の中ではほぼ確定してる。衣類乾燥機にはたくさんのメリットがあるけど、最たるものは時短が叶うこと。人生には限りがあるんだから、自由な時間は1秒でも大いに越したことはない。ボーナスが入る頃には多分買ってる。
コメント