ドラム式洗濯機が恋しい。かつて寮にいた頃、洗濯物は全てドラム式洗濯機で乾燥していた。その便利さは凄まじく、服を物干し竿で干すことがすっかり馬鹿馬鹿しくなってしまった。
引っ越したアパートの洗濯機はもちろん乾燥機能は無くて、乾燥が欲しい人は浴室乾燥を使ってくださいとのことだった。…けどそれではダメ!
今回は浴室乾燥が衣類乾燥機の代わりにならない理由と、我が家に導入できそうなサイズの衣類乾燥機を探してみることにする。
一人暮らしは時間との戦い
ロボット掃除機の記事でも話した通り、一人暮らしは時間との戦いでもある。睡眠時間を7時間、労働時間を8時間としても、もう自由に使える時間はたったの9時間しかなくなってしまう。しかもこの9時間も家事、食事、入浴、通勤時間その他でさらに減ってしまうから、せっかくのアフターファイブを最大級に活用するためにも家事は可能な限り自動化したい。
浴室乾燥が衣類乾燥機の代わりにならない理由
浴室乾燥が衣類乾燥機の代わりにはなり得ない理由はたった一つだけ。だけどこのたった一つがあまりにも大き過ぎた。
服を干す必要がある。
これに尽きる。乾燥機を欲しがるような人なら時間の大切さはよく分かっていると思うんだけど、洗濯物を突っ込んで乾燥を始めれば全てが終わる衣類乾燥機やドラム式洗濯機と違って、浴室乾燥は部屋干し・天日干しと同じように洗濯物を物干し竿に干す必要がある。干す必要があるということはもちろん時短にはならないし楽をすることもできない。
つまり浴室乾燥は全く家事を効率化することができない。(重要)
洗濯機を変えることはできない。
お金はかかってしまうけど、部屋に元からある洗濯機を自分でドラム式洗濯機に替えるという手段もある。そう思って物件の契約前に、大家さんや不動産屋のセールスの人にも相談したけどこれもダメだった。物件に元からある家電はアパートの大家さんの所有物だから、それを交換するのは難しいらしい。
一応契約前は浴室乾燥があればなんとかなる筈とたかを括っていたんだけど、上記の服を干す必要がある問題を完全に甘く見積もってしまっていた。これは完全な判断ミス。
洗濯機の上はあまりにも小さい。
ドラム式洗濯機が無理なら専用の衣類乾燥機を買えばいいじゃない。マリーアントワネットじゃ無いけど次に考えた案がこれ。衣類乾燥機は安価なモデルなら2万円台、有名メーカーの製品でも4~6万円ぐらいで手に入るからドラム式よりもずっと安い。しかも今の洗濯機を置き換えるのではなく、あくまで今の洗濯機を残したまま追加設備として導入するのだから問題はない。
まずは洗濯機置き場のスペースを測定したんだけどこれが想像以上に狭い。しかも画像から見て左の棚は収納スペースになっていて、ここに衣類用の洗剤とシャンプー・ボディソープ、ドライヤー他が収納されているからここへのアクセス性は確保する必要がある。
Amazonで発見した一番小さなラックと乾燥機ならギリギリ設置可能ではあるけど、ギリギリだから収納スペースへのアクセスがほぼ不可能になってしまう。つまりここに乾燥機を設置した場合、別に収納スペースを確保しておく必要がある。
洗濯機の上に設置するのではなく床置きという選択肢もある。でも廊下とキッチンの裏はスペース的にもコンセントの配置的にも設置が無理。
だからと言ってリビングルームへの設置は絶対無理。衣類乾燥機の稼働中はかなり大きな騒音が発生するし、排気のことを考えても普段過ごすリビングには絶対に入れるわけには行かない。
Morus zeroが候補になったが…
そんな中で見つけたのが超小型の衣類乾燥機Morus Zero。床おきも大丈夫そうなほどの小ささが嬉しい。このサイズなら車があれば持ち運びにすら対応できそう。
クラウドファンディングで出資金を募り、見事に発売まで漕ぎ着けていたんだけど…
問題は発売されてからみたいで、発売されてから商品が届かない、すぐ壊れる、品質が良くない等々ネガティブな情報が一気に噴出している模様。
公式Twitterも3ヶ月間更新されておらず正直に言ってあまり誠実な姿勢とは感じられない。
メルカリでもたまにMorus Zeroが出品されることはあるけど、上記の品質不安や何より自分が着るものを入れる機械であることを考えればMorus Zeroに限らず生活家電は中古に手を出したくはない。
コンセプト自体は面白いんだけど生活家電は長く使うモノだし、6万円という値段は気軽に試す事ができるような値段とは言えない。注目してたんだけど…
結論は出ず、暗中模索中
ということでこの記事を書いている途中にも一歩も問題が前進することはなかった。Morus Zeroは品質の問題さえなんとかなれば結構魅力的なんだけど、3ヶ月更新の無い公式Twitterを見てる限り期待値は低い。Morus Zeroみたいな超小型の乾燥機をもう少し信頼できるメーカーが出してくれれば理想的なんだけどね。
読者の皆様も何かいいアイデアがあればコメント欄やTwitter等で教えて頂けると嬉しいです。
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