以前に不動産コンサルタントとトラブルが発生して最後は警察に頼って排除した話をしたけど、
正直こういった事態に遭遇すること自体初めてで我ながら反省すべき点が多かった。ということで個人的にもっとうまく対応すべきと思った点や改善点をいくつか挙げて、同様にしつこい訪問販売に悩んでいる方への助けに少しでも慣れば嬉しい。
【大前提】そもそも直接会うべきでなかった
前提条件としてこの手の訪問販売・営業は扉を開けて直接応対してしまった時点で半分は負けている。直接会ってしまった時点で断りづらいし、向こうとしても脈アリと判断して猛攻を仕掛けてくる。直接会ってしまえば相手はプロ、なんとかしてアポを取り付けられてしまう。そもそも出なければ相手にする必要もないし、断るために膨大な時間と手間とストレスをかけ、公権力を利用する必要もなくなる。
今回僕はAmazonの配達と勘違いしてうっかり初手でドアを開けて直接会ってしまったけどもう居留守でもなんでも使ってとにかく訪問営業や販売とは話さないようにすべき。
そもそも本当にいい商品、案件なら向こうから押しかけずとも売れるはずだし人の帰りを待ち伏せして押しかけてまで話さないと売れない時点でロクな案件ではないことはわかる。
【反省点1】家に入れてしまった
そしてそのままホイホイ家に入れる約束をしてしまったのもダメだった。この手の訪問といえばどうしても高齢者がターゲットになるイメージがあるし僕もそう思ってたんだけど最近は僕のように一人暮らしを初めてそれほど年数の経っていない若者がターゲットになることも増えてきてるらしい。
一人暮らし始めたての若者は、
- 家についての知識がそれほど多くない場合が多い=騙しやすい
- その地域に長年住んでないので地域との結びつきが弱い=近隣住民と連携して排除されにくい
- 1人なので家に入ってしまえば警察を呼ぶことも困難&呼ばれても1人だと来るまでの時間が問題
ということから高齢者が行政も危機感を持って啓蒙されるようになって以前のように騙しづらくなったことで若者も被害にあうケースが増えてるんだとか。
実際一人暮らしだと一回家に入れてしまうと穏便な手段で解決することはほぼ無理だと思う。例えば夫婦など所帯持ちなら家に入れてしまったとしても1人が営業マンやコンサルの相手をしながらもう1人が裏で周囲に助けを求めるor警察に通報などできるし、暴れられても2対1で押さえ込むこともできる。
でも1人だと営業の相手しながら通報は困難、仮に通報したとしてもバレたら警察が来るまでの5〜10分程度の間に何されるか分かったもんじゃない。そういう意味でも家に入れてしまった時点で負け。
訪問販売とは会うべきでないし、少なくとも直接会った時点で半分こちらの負けなのでインターホン越しの応対を徹底するべき。僕もこの件以降はAmazonの配達やウーバーイーツの人でも最初はインターホン越しで応対するようになった。
【反省点2】無断で留守にせずハッキリと断れ
あとは無断で留守にしてしまったのもまずかった。僕としてはあれで諦めてくれると思ったんだがそれはマトモな相手だったらの話。今回のコンサルは到底マトモではないので数日後、仕事帰りにアパート前で待ち伏せされて強引に家に入られるという失態を犯した。
この無断で断ったのも相手にこちらを責める口実を与えてしまった上その後自分に断りづらい心情を作ってしまったという点で愚策だった。もちろん直接断ろうとしても向こうはありとあらゆる屁理屈と恫喝で拒絶してくるに決まってるのでやっぱり直接家に入れず、インターホン越しにハッキリと断ろう。
【反省点3】勤め先を教えてしまった
最後に僕はあの不動産コンサルに自分がどの会社のどの事業所に勤めてるかをペラペラ喋ってしまった。というか初対面の時点で聞いてきたし、その時点ではここまでやばい展開になることを想像してなかってので無警戒に話してしまったのだ。消費者ホットラインの担当の方曰く職場がバレていると家では追い払ったり引っ越したりしても会社前で待ち伏せを喰らう可能性が排除できないんだとか。つまり僕は不動産コンサルに家と職場という平均的社会人が平日のほとんどを過ごす場所を何の警戒も無しにバラすと言う危険な行動をとってしまった。これもまずい。まずいので職場の朝礼で自分の番が回ってきたタイミングでこの一連の出来事は報告し注意喚起とした。
何かあったら報告します
今回の出来事に関して両親からは引っ越しも視野に入れるべきと言われたが僕としては被害者であるはずの自分がなぜ逃げなければならないのかと思ってる。僕が今の住居(というか職場に徒歩15分で行ける立地)が気に入ってるのでこんなことでそれを手放したくはない。また何かあったときはここで改めて報告します。
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