東北工程 1日目

旅行

お盆中は実家に帰省していたんだけど、その間の3日間は家族で東北をドライブしていた。

ちなみに自分の車ではなく、親の車&親の運転で。流石に大阪から茨城まで自分の車で帰ってきたのでそれ以上はキツかった。

こんな感じの景観だった

茨城南部の実家から出発してそのまま宮城県まで。途中で原発事故があったあたりを車で通ったんだけど、放射線量の表示が道路沿いに定期的にあって事故の名残があることを感じた。あとその辺りを通って思ったのが、全くと言っていいほど同じ色、形状の家が数十軒まとめて規則正しく立てられているという街づくりゲームみたいな光景が何度かみられたこと。

こんな感じの仮設住宅、震災のニュースで見たよね。

親は仮設住宅じゃない?なんて言ってたけど、震災直後のニュースとかで見たいかにもプレハブですって感じの家じゃなくてちゃんとした一軒家だった。多分だけどニュースで見た仮設住宅はあくまで1、2年住むだけの簡易的な住居で、改めてしっかりした住居が被災者向けに提供されたということなのか?

そんな感じで茨城から北に向かい、仙台名物の牛タンをまずは食べたかった。牛タンというとどうしてもちょっと硬くて噛み切りづらいイメージがあったけどここの牛タンは柔らかい。なんの工夫もせず噛み切れるのがすごい。付け合わせに味噌や漬物もあって8枚を飽きずに食べ切ってしまった。それから右下の牛テイルスープも美味しかった。牛で出汁をとったとは思えないぐらい透明感がありあっさりした味で、牛タンの口直しとして最適だった。

牛たん炭焼 利久 岩沼店 · 〒989-2412 宮城県名取市堀内北竹85−7
★★★★☆ · 牛タン店

ホテルのチェックインまでまだ結構時間があったので、1時間ぐらいで手早く見れるところに行こうってことで、次に行ったのは仙台市内の地底の森ミュージアム。

地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館) · 〒982-0012 宮城県仙台市太白区長町南4丁目3−1
★★★★☆ · 考古学博物館

ここで発見された石器時代の考古学的資料を展示していて、2万年前の湿地林と旧石器時代のキャンプ場の跡がそのまま(レプリカとかじゃないよ)残されている。

針葉樹林と旧石器人のキャンプ場。

レプリカじゃなくて本物なので、風化や劣化を防ぐために水分を薬品に置き換えて防腐処理を施し、さらに建物は博物館らしからぬ要塞のような分厚いコンクリートで造ることで外からの水分の侵入も防いでいる。

地下は旧石器人のキャンプ場一本足打法だったけど、そこから上のフロアに進むと仙台周辺の考古学的歴史、かつてこの地域に存在していた植物や動物についての解説、仙台周辺が現在の地形になるまでの過程などの解説がされている。

シカのレプリカ。

一眼を持っていけばよかったんだけど、今年のお盆は台風が来るってことでどうせ外に出れないと持ってこなかったのが悔やまれる。工場の夜景とかすごかったのに。レンズも含めると結構重いから使わない可能性が出ちゃうと一気に持ち運ぶ気が失せる。

初日は移動がメインだったけど、この旅行は2泊3日で本番は明日。次回に続く。

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