今日は最近狂ったように遊んでいるFactorio(Switch2版)を布教したい。これはやばい、本当にやばい。Factorioは初代Switchでも出ていて大変お世話になったんだけど、初代では性能やハードの限界からパフォーマンスやその他多数に結構問題があった。

でも次世代機であるSwitch2版ではその初代Switch版の惜しかった点を解消していて電子ドラッグぶりにますます磨きがかかっている。というわけで何が素晴らしいのかを語っていきたい。
Factorioについて

まだこの電子ドラッグを知らない者たちのために簡単に説明したい。Factorioは、不時着した星で資源を掘り、工場をつくり、その拡大された工場でさらに多くの資源を掘り…(以下無限ループ)と工場をどんどん大型化し、最後は惑星を脱出するためのロケットを打ち上げるゲーム。
実際にやることは
- 資源を掘って
- それをより複雑な部品や製品に加工する
というこれだけなんだけどその過程で
- 生産工程のある部分を増強or効率化する
- だけどその前や後の工程がボトルネックになるので思ったほど伸びない
- なので前後の工程も増強or効率化する
- すると他の工程も改良の余地が生まれる
- 2に戻る
とか
- 生産力を増やすために工場を拡大する
- 工場の拡大により汚染が増える
- 怒った原生生物が襲撃してくる
- 襲撃を防ぐための防衛設備を整えるため更に工場を拡大する
- 1に戻る
みたいに拡大再生産のサイクルを何度も繰り返していくのが大変に楽しい。工場を最適化、拡大する前は数十個作るのも一苦労だった高度な素材が、拡大後はどんどん手に入る。この達成感はもはや通常のゲームで与えていい快楽ではないと思う。もはや麻薬のそれに近い。
素質はあったが色々惜しかった初代Switch版

Factorioは最初はPC(Macも含む)のゲームだったけど2022年に初代のSwitchでも発売された。ちまちまと工場を拡大、整備するサンドボックスゲームと携帯しつつ、必要とあればテレビでも遊べる、しかも電源を押して3秒で再開し、電源を押せば即座に中断できるSwitchとの相性は抜群。

自分も初代の時点でたった200時間ほど遊んでいた。けど初代ではハードの限界に起因するいくつかの問題があった。順に
- ロケット打ち上げ前にはだいぶ重くなる
- ロード時間長すぎ
- 操作方法にやや癖あり
- Mod、DLCが無し
初代Switch版は特に性能(特にメモリ)の限界で工場が大きくなるとどうしても重い、ロード時間が長い、処理落ちが気になる。それと本来はキーボードとマウスでやるゲームをゲームパッドでやるのでどうしても操作方法に癖があること、例によって性能の限界でDLC(Space Age)に対応できないという問題点もあった。素質はあったが色々と惜しい移植だった。
Switch2版の主な進化点
そんなちょっと惜しかった初代版から2でどう進化したかというと、
- 解像度などグラフィックの向上
- ロード時間大幅改善
- マウス操作対応
- 拡張コンテンツ「Space Age」対応
こんな感じ。初代で既に買ってしまった人は100円でSwitch2版にアップデートできる(開発元は無料にしたかったみたいだけど国内の法律?の問題で有料にせざるを得なかった模様)
グラフィック向上
Switch2になって性能が上がったことでグラフィックも改善されている
- 携帯モード:720p→1080p
- TVモード:1080p→4K(2160p)
他にもフレームレートの向上と安定化、アニメーションの高品質化が行われてるんだけど、正直これはあまりグラフィックを拘るタイプのゲームではないこともあってそんなに改善されているとは感じない。どちらかといえばロケット打ち上げ後も全く処理落ちをしなくなったことの恩恵が大きい。でも問題ない。本命は次から。
ロード時間の大幅改善
性能向上でグラフィックだけでなくロード時間も改善された。例えば起動してタイトルに行くまでの時間は
- 初代Switch:103秒
- Switch2で初代Switch版を動作:46秒
- Switch2版(Space Ageなし):37秒
- Switch2版(Space Ageあり):89秒
初代Switch版を2で動作させてもマシンパワーのゴリ押しで半分以下に短縮されるけど、そこから最適化することで更に10秒も短縮することに成功してる。もちろんセーブデータのロード時間なんかもだいぶ短くなってるのが良い。ただしSpace Ageを適用すると89秒まで伸びるのでこれを初代で出せなかったのも納得。
マウス操作対応(最重要)

何よりこれが一番でかい。FactorioはPCゲームなので本来はキーボードとマウスで操作する。でもSwitch版はそれをゲームパッドで再現しようとしたせいで一部の操作に癖があった。
例えばマウスカーソルに相当するものを右スティックで動かすから細かい操作がちょっと不便だったり、序盤で原住民と戦う際のガンタレットゴリ押しが不便だったりと遊べないというほどではないけど、なんかちょっと引っかかる箇所があった。
だがSwitch2はジョイコンをマウスとして使えるので、PCにかなり近い感覚で操作できるようになった。操作設定から有効にすれば使える。PCと同じように建物や施設を配置したりUIの操作など、ボタンとスティックよりかなり直感的に行うことができて良い。
しかもジョイコンは底面のセンサーを使ってマウスとしての機能を果たすので、机とかに置かない状態では普通のコントローラーとしても使うことができるのが嬉しい。
つまり普段は普通のゲームパッドとして使い、必要な時だけマウスとして使うという使い分けもできる、これが本当に凄くて、工場の巡回や戦闘などはコントローラーとして普通の手で持って行い、工場の拡張や整備などはマウスモードでPCに近い感覚でできるのが素晴らしい、良いとこどり。

マウスモードと通常状態の認識の精度も良好で、普通に手で握って操作している時にいきなりマウス状態として認識されて誤動作、といったこともなかった。
正直Space Ageの存在を別にするとSwitch2エディションでの進化点はほぼマウス操作への対応だけ、他は誤差の範囲、なんだけどこのマウス操作がとてもすごい。コントローラーとマウスを必要に応じて使い分け、良いとこどりができるのは正直PCでも困難なので唯一無二。正直Switch2のマウスって任天堂自身でさえあまり使いこなせているように思えなかったんだけど、今回のようにPCのシミュレーションやサンドボックス系のゲームとは非常に相性が良いと感じたのでそういったゲームの移植がもっと増えてほしい。
拡張コンテンツ「Space Age」対応
性能の強化で拡張コンテンツのSpace Ageにも対応した。バニラではロケット打ち上げがゴールだったけど、Space Ageではロケット打ち上げ後に、他にも4種類の惑星で工場作りができる。4種の惑星は初期惑星から絶妙に差別化されていて、どの惑星でも新鮮な工場開発ができ、飽きさせないように工夫されている。まあ単純にボリューム4倍なのでクリアするのは相当大変というか、実際恥ずかしながら自分もまだクリアしてない。クリアしたら惑星ごとに記事を書いておきたいとか思ってる。
もちろん初代からの強みはそのまま

もちろん初代Switch版の強みの
- どこでも遊べる携帯性
- 圧倒的なスリープの安定感
はそのまま。特にこの二つはシミュレーション系やサンドボックス系のゲームとは相性が抜群、気が向いた時に始められて、やめたい時にはすぐにやめられる。このちまちま遊べるところも中毒性を助長する。
個人的にほぼ理想系

Switch2版Factorioは初代版ではハード性能の限界で惜しかった部分を大幅に改善した完成ばんだった。
PC版と比べて削除されたりしょぼかったり我慢が必要な要素もなくなり(唯一MODぐらい)、マウスとコントローラの柔軟な使い分けで操作性も大幅改善、そしてどこでも遊べる携帯性とPCにもゲーミングUMPCにもない圧倒的なスリープの安定感、PC版の快適さ、自由度と初代スイッチ版の気軽さを両立していて、もはやFactorioのために生まれてきたゲーム機なのではないかとすら感じるほど親和性が高い。
本体とSpace Ageはそれぞれ5000円、計1万円するけど、両方買っても平均的なソシャゲの10連ガチャ10回分と考えれば安い。そして楽しめる時間はその比にならない。セールはされないけど逆にいつでも好きなタイミングで買えると考えれば良いこと、Switch2を持ってる方はぜひ買ってほしいし、下手したらこれのためだけにSwitch2を買う選択肢も十分アリなレベル。
GWのお供として試してみて。


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