CHUWI Ubook Pro を買うまで 序章 Windowsタブレットへの偏見

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 今月の初めに購入したCHUWIのタブレットPC「Ubook Pro」

shihax.hatenablog.com

 

 去年購入したHUAWEIタブレットと同じように、まずは購入に至るまでの経緯を説明していきたい。

shihax.hatenablog.com

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 次の回です。

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2in1ってメリットあるの?

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  そもそも僕はWindowsタブレットにあまり良い印象を持っていない。3年前に家電量販店でLenovoタブレットPCIdeapad Miix 320」を購入したんだけど、それが控えめに言って酷いものだった。

 メーカー公式サイト

www.lenovo.com

 脱着型2in1でキーボードと本体を分離することができるんだけど、キーボード部と本体の接続が甘くて、接続が途切れ途切れになってしまうことがよく発生した。しかもタブレット形状だし安いから仕方ないんだけど、性能も低くてゲームや画像編集なんて論外、ブラウザの閲覧すらおぼつかないほどだった。

  キーボードと分離してタブレットとして使えるのは最初はいい機能だと思ったけれど、実際にはiosAndroidと違ってWindowsはほとんどのアプリは指での操作を前提にしていない。そのためタブレットとして使うときは、マウスとキーボードで操作することを前提にした小さなアイコンを慎重に指でタップしなければならない。

  結局、このタブレットpcは一人暮らしを始めるときに弟にタダで譲ることにした。こんなのを3年も使っていたのは割と重大な人生の損失だと思っている。

 

  僕が使ってた製品の後継モデル。CPUがAtomからCeleronになっているからブラウザ程度なら不便ないはず。それでもあまりお勧めはできない

 

 Windowsタブレットの問題点

  そもそも僕がMiix320の購入を後悔したのは、Windowsタブレットをよく知らなかったから。というわけでWindowsタブレットiosAndroidなどのタブレットと比較した場合の欠点をまとめてみた。

  1. 起動が遅い
  2. タッチ操作を前提としたアプリが少ない
  3. パソコンとしては低スペックなものが多い 

  この3つを順番に解説していきたい

 

1.起動が遅い

 ipadAndroidタブレットスマホとほぼ同じスピード、スリープからは一瞬で復帰できるのに比べてWindowsタブレットは中身がPCということもあってどうしても起動が遅くなってしまう。スマホの大きい版として使う人が多いタブレットでこれは結構致命的な問題になる。スマホ感覚で使いたくてWindowsタブレットを買ってしまうと、やがて起動するのが億劫になり、スマホに戻っていってしまうだろう

 

2.タッチ操作を前提としたアプリが少ない

 Windowsは8からタッチ操作を前提としたUIの導入を始めている。Windows10でもタブレットモードにすると、タイル状の大きなアイコンになり、比較的タッチ操作しやすいインターフェースに変化する。

 

f:id:shihax:20200516123911j:plain  僕はWindowsのタイル状のUIデザイン自体はすごく気に入っている。アイコンが大きくてわかりやすいし、見た目もオシャレでipadAndroidとうまく差別化できていると感じている。

 でもタッチ操作に最適化されるのはあくまでホーム画面だけ。アプリはごく一部を除いてデスクトップと同じ。繰り返しになるけど、タブレットモードの時はマウスとキーボードで扱う前提の小さなアイコンを慎重に指でタップする必要があるのだ。

  Windows用ソフトのボタンは指だとミスを連発してしまうようなサイズなので、Windowsタブレットを指で操作すると尋常じゃないほどストレスが溜まる。

 

3.パソコンとしては低スペックなものが多い

  WindowsiosAndroidよりも機能が多い分、OS自体が重い。そのためにスペック上は同じレベルでも、実際の動きはモバイルOSのタブレットに見劣りしてしまう。

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 例えばAndroidスマホタブレットはメモリが4GBあればライトユースならまず不満を感じないし、8GBあればほぼすべてのアプリを快適に動作させることができる。それに対してWindowsは普通に使うなら8GB、動画編集や最新ゲームのようなヘビーな用途であれば16GBでも足りなくなってしまうことがある。

  ところが市販のWindowsタブレットで8GBのメモリを備えたものは本当に少ない。4GBどころか2GBの製品すらあるという状態だ。これはタブレットではない普通のPCを買うときにも大切なことだから覚えておいてほしいんだけど、

 Windows搭載のパソコンを購入することがあればこの3つは絶対に譲ってはいけない。少なくともブラウザやOfficeソフトといった一般的なパソコンの利用法において、メモリ4ギガと8ギガの差は8ギガと32ギガより大きいといってもいいぐらい。

  この性能の低さとタッチ操作の難しさによって、Windowsタブレットはパソコンとしてもタブレットとしても中途半端な製品になってしまっている。マイクロソフトが真面目にタブレットモードの改善に取り組めば何とかなる問題も多いけど、少なくとも今はWindowsタブレットは万人にお勧めできるような製品じゃない。

 

「どうしても外出先でブラウザゲーム(艦これとか)をやりたい!」

 

 みたいな、特別な目的を持っている人だけが買うべき製品だろう。

 参考記事⇩

www.itmedia.co.jp

 

最後に

  ここまで延々とWindowsタブレットのダメなところを書いてきたけど、そんな偏見を持っていた人間がなぜWindows2in1タブレットを購入したのか?そしてUbook Proはその偏見を和らげることができたのか?

  これについては次回以降紹介していきたい。

 

商品ページ

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