Chat GPTで有名なOpenAIがDALL-E3という画像生成AIを登場させて、日本語でプロンプトが書けるとか手がしっかり描画されるとかだいぶ好評みたいだけど、現状これはChatGPTの課金ユーザーしか使えない。試してみたいけど流石にこのためだけに20ドル課金するのはな…と考えてたんだけど、Bingの機能の一つであるImage Creatorの最新バージョンはこのDALL-E3ベースの生成AIらしい。とりあえず試してみたので記事にします。
Bing Image Creatorの導入方法
導入方法、というかそんな大層なものではないけど準備は下記のサイトに飛んでMicrosoftアカウントでログインする。以上。それだけでImage Creatorは使用することができる。
ログインするとこんな画面が出てくる。上の入力欄に生成したい画像の内容(日本語で大丈夫)を入力して「作成」ボタンを押せば生成される。
生成はパソコンやスマホ本体で行われるわけではないようで、本体の処理能力で生成スピードが変わることはほぼ無い。雷みたいなマークが描かれたコインはブーストの回数を表していて、これの回数が残っている間は1回あたり20秒ぐらいで生成することができる。ブーストがなくなっても一応生成は可能だけど生成時間は大幅に長くなる。(3〜4分ぐらい)ブーストは定期的に補充される。
Stable Diffusionなどとは違ってプロンプト以外の詳細な設定(解像度、学習回数やカスタムモデルの設定など)は使えない。細かい調整がしたければChatGPTに課金しろということらしい。
実際に生成してみた
というわけで実際に生成した画像がこちら。
この2枚は両方とも、
屋台でラーメンを食べている女の子
の文章で生成している。実際に生成した画像を見るとわかる通り、AIが苦手としてる指、しかも箸を持つための手というなかなか難しい問題を見事にクリアしている。次に少し趣旨を変えて、
屋台でラーメンを食べている女の子。 日本のアニメ風。
ちゃんとアニメ風のイラストにしてくれる。日本語で命令してもちゃんと違和感なく反映してくれる。
一方でエログロにはかなり厳しい。直球でそういった命令だと弾かれるのはもちろん。まだデビューしたてで調整が甘いこともあって明らかにそうではない内容でも制限に引っ掛かることもある。例えば、
セーラー服を着た日本の女子高校生が教室で授業を受ける。日本のアニメ風。
こんな文章でも制限に引っかかってこうなる。
この画像が表示されるとアウト判定されて画像は出てこない。と思いきや次の日に試すと同じプロンプトでも問題なく生成されることもある。基準がよくわからない。
他にも生成
他にもいくつか生成してみたのでどうぞ。プロンプトも載せておく。
サメの力で街の平和を守る少女戦士。 彼女の全身は青いボディスーツと魚の鱗のような鎧で覆われています。 魚のヒレのような被り物、鱗のような模様の手袋とロングブーツ。 魚のヒレのようなスカート。
カマキリの力を手に入れ、未来都市を守る少女戦士。 カマキリのような強靭で緻密な緑色のアーマーとボディスーツが全身を隙間なく覆っている。 彼女は両手で大きな鎌を持っています。 戦闘態勢。日本のアニメ風のイラスト。
水晶玉の中に入った日本のミニチュア大都市。
桜並木を背景にブレザーを着た女子高生。日本のアニメ風
和風なデザインのスタジアム。蓮華の花をモチーフにし、水平基調なデザイン。屋根付き。
ウェットスーツを着た女の子。海辺が背景。日本のアニメ風。
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