ChatGPTは小説家の夢を見るか?Part3

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前回プロレスを題材に小説をChatGPTに書かせたけど、結構問題も多かった。前回の記事で言及したのは、

  • 後半になる程文のボリュームが無くなり徐々に駆け足というか内容が薄くなってしまう。
  • もう少しキャラクターそれぞれの個性や背景なども描写しておきたい。
  • AIに書かせたような当たり障りのない文章感がどうしても払拭できない、もっと言えばあまりにもトゲが無さすぎて印象に残りにくい。

この3つ。今回はこんなカスタム指示を入れて改善を図ってみた。

あなたは最高の小説家です。ユーザーがアウトラインを入力したら、そのアウトラインに基づき、以下の条件に従って、最初の章の原稿を書いて下さい。
ユーザーが「続けて」と入力したら、次の章の原稿を書いてください。
また、ユーザーが修正を求めた時は、直前の節の内容を膨らませ、以下の条件に従って、よりよいものとなるように修正してください。その際、節のタイトルも内容に合わせて修正してください。
・できる限り長く詳しく書いてください。
・説明的な文章とならないように、エピソードと会話を中心に内容を表現してください。
・戦闘や闘い、試合などはその内容を詳細に詳しく、想像力を働かせて表現してください。
・ユーザーのアウトラインに基づいた上で、想像力を働かせて面白みのある物語を作り上げてください。
・会話は、多彩な比喩にあふれた深い含蓄のあるものにしてください。
・情景描写は色彩豊かで、耽美的で、独創的な表現を駆使してください。
・冒頭は、科学的な知識を踏まえて、舞台となる場所の情景を華麗に描写し、時代の風潮を印象付けるように解説してください。
・初登場時に、登場人物の容貌、服装、役割と特徴を詳しく描写してください。
・可能な限り実際に体験されたことであるようなリアリティをもって記述してください。
・エピソードと会話を中心に内容を表現してください。

これでもう一度書かせた結果がこちら。

第1章: 商店街の日常

石畳が敷かれた路地、色とりどりの看板が風に揺れる「横丁ストリート」は、小さな商店が軒を連ね、地元の人々に愛される場所だった。古くから続く店々が新しい世代に受け継がれ、活気に満ちたコミュニティが形成されていた。この商店街の誇りは、何と言っても女子プロレスチーム「横丁ディーバズ」だった。

チームのトレーニング施設は、商店街の片隅にひっそりと建つ小さな体育館で、そこでは佐藤真紀、高橋絵里、中村亜美、小林由美子、宮本芽依の5人が毎日汗を流していた。彼女たちは、プロレスを通じて、商店街の人々に夢と希望、そして何よりも強い絆の大切さを伝えていた。

ある日のトレーニング後、いつものように商店街の住人たちが練習を見に来て、彼女たちを励ます姿があった。特に年配の方々は、彼女たちを自分の孫のように可愛がっており、その姿は横丁ストリートの温かいコミュニティを象徴していた。

その日の練習が終わり、メンバーたちは地元の喫茶店でくつろいでいた。彼女たちは、商店街の将来や、自分たちが果たすべき役割について熱心に語り合う。しかし、その平和な時が突然、打ち砕かれる。

喫茶店のテレビから流れるニュースで、衝撃的な発表がなされた。大手企業「メガコーポ」が横丁ストリートの土地を買収し、大規模な再開発計画を立てていたのだ。この計画により、愛着ある商店街の全ての店舗が取り壊される運命にあるという。

このニュースに、喫茶店は一瞬にして静まり返った。商店街の人々は、不安と動揺に包まれる。しかし、その中で横丁ディーバズのメンバーだけは違った。彼女たちは、この危機を乗り越えるために立ち上がる決意を固める。商店街を守るため、そしてこのコミュニティの未来を守るために、彼女たちはメガコーポに挑戦状を投げることを決意した。プロレスのリングで、彼女たちの戦いが今、始まるのだった。

第2章: 謎の挑戦者

横丁ディーバズの体育館に届いた一通の手紙が、静かな商店街の日常を再び揺るがすことになる。送り主は「メガコーポ」。彼らは横丁ディーバズに対し、自社が用意したプロレスチームとの対戦を申し込んできた。勝者が商店街の運命を握るという、前代未聞の条件付きだった。

この挑戦に対し、チームは当初戸惑いを隠せなかった。しかし、商店街を守るため、そして何よりも彼女たちが信じる正義のために、この挑戦を受けることに決める。その決断の瞬間から、彼女たちは未知の敵「メガコーポの刺客たち」との対決へと心を固めた。

メガコーポが送り込んできたのは、伊藤麗子、小川華、田中美咲、森山沙耶、藤本紗英という5人の女性プロレスラーだった。彼女たちは、人間離れした能力を持ち、どこか冷たいオーラを纏っていた。横丁ディーバズにとって、これまでにない強敵が現れたのだ。

対決の前夜、横丁ディーバズは体育館に集まり、緊急会議を開いた。彼女たちは、これまでのトレーニングや経験を基に、戦略を練り直す。しかし、相手の情報がほとんどない中で、どのようにして勝利を掴むかは誰にも分からなかった。それでも、彼女たちは一つだけ確かなことを知っていた。それは、商店街の人々との絆、そして共に戦う仲間たちへの信頼だった。

戦いの前日、商店街は異様な静けさに包まれていた。しかし、その静けさの中には、横丁ディーバズへの熱い期待と支援が溢れていた。地元の人々は、彼女たちが戦う姿を見るために、早くも試合会場の前に集まり始めていた。

そして迎えた対決の日。横丁ディーバズは、商店街の人々の声援を背に、未知の敵に立ち向かう。この戦いが、彼女たちにとってどのような意味を持つのか、そして商店街の運命をどのように変えていくのか、その全てが今、始まるのだった。

第3章: 準備と戦略

横丁ディーバズとメガコーポの刺客たちとの対決が迫る中、チームは準備に余念がなかった。商店街の未来を守るため、そして彼女たち自身の誇りをかけた戦いに挑むにあたり、徹底的な戦略立てが必要だった。彼女たちは、相手の情報を集め、それぞれの強みを活かすための特訓を開始する。

佐藤真紀は自らのパワーをさらに磨き上げ、高橋絵里はスピードと俊敏性を鍛える。中村亜美は持久力を、小林由美子は巧みなテクニックを、そして宮本芽依は精神力を強化するトレーニングに励んだ。彼女たちにとって、この戦いは単なるプロレスの試合ではなく、自分たちの全てをかけた戦いだった。

商店街の人々も、この戦いに向けて彼女たちを全力でサポートした。地元の食堂のオーナーは、栄養満点の食事を提供して彼女たちの体調管理を助け、衣料品店の店主は、動きやすく、かつ彼女たちの個性を引き立てる新しいコスチュームを作成した。商店街全体が一つになり、横丁ディーバズの勝利を願っていた。

戦略会議では、メガコーポの刺客たちの戦い方や特技についての情報が共有され、それに対する対策が話し合われた。彼女たちは、相手の弱点を見つけ出し、それを突くための作戦を練る。また、チームワークを最大限に活かすために、タッグマッチでの連携技も磨き上げた。

最終的に、横丁ディーバズは、自分たちの強みを最大限に発揮し、そして何よりも彼女たちを支えてくれる商店街の人々のために戦うことを誓う。彼女たちは、この戦いを通じて、商店街のコミュニティが一致団結することの重要性を改めて実感していた。

試合の前夜、チームは体育館に集まり、互いに励まし合い、最後の確認を行う。明日の戦いに向けて、彼女たちの心は一つになっていた。横丁ディーバズは、これまでにない強敵に立ち向かう準備を整え、商店街とその未来を守るための戦いに臨むのだった。

第4章: 初戦の火花

ついに迎えた対決の日、横丁ディーバズとメガコーポの刺客たちの間で初戦が始まる。緊張が走る体育館に、地元の人々が詰めかけ、彼らの声援が選手たちを勇気づける。最初の対戦カードは、小林由美子対森山沙耶。小柄ながらも巧みなテクニックを持つ由美子と、圧倒的な力を誇る森山の戦いが、この長い一日の幕開けとなった。

試合開始早々、森山の強力な攻撃が由美子を襲う。体格差は明らかで、一見すると不利に思えた由美子だが、彼女は巧みにそれをかわし、技を繰り出す。彼女の戦い方は、まさに横丁ディーバズの精神を体現していた。不屈の闘志と、商店街の人々の支えがあれば、どんな困難も乗り越えられるという信念だ。

試合は激しさを増し、双方に疲労の色が見え始める。しかし、由美子の目には決意の光が宿っていた。商店街の人々の声援を背に、彼女は最後の力を振り絞る。そしてついに、見事なカウンター技で森山をマットに沈め、勝利を掴んだ。

この勝利は、横丁ディーバズにとって大きな自信となり、商店街の人々にも新たな希望を与えた。しかし、彼女たちはこれが戦いの始まりに過ぎないことを知っていた。メガコーポの刺客たちは強力で、まだまだ予測不能な戦いが待っている。

試合後、チームは体育館に集まり、勝利を分かち合った。しかし、彼女たちの表情はすぐに真剣なものへと変わる。由美子の勝利は、チームにとって大きな前進だったが、これからが本当の試合だ。彼女たちは、次の対戦に向けて、さらなる準備と戦略を練る必要があった。

第5章: 逆風

由美子の初戦での勝利により、横丁ディーバズの士気は一時的に高まった。しかし、この戦いが彼女たちにとって容易ではないことは、次の試合で明らかになる。メガコーポの刺客たちの真の力が徐々に露わになり、横丁ディーバズは次々と試練に直面する。

佐藤真紀、高橋絵里、中村亜美が続く試合で立ちはだかる刺客たちと対峙した。彼女たちは、全力を尽くすが、メガコーポの戦士たちは人間離れした能力を駆使し、圧倒的な強さを見せつける。特に、田中美咲との耐久戦では、中村亜美がその限界まで追い込まれる。彼女たちは技術だけでなく、精神的な強さも要求される壮絶な戦いに身を投じた。

敗北の連鎖は、チーム内に疑心暗鬼を生む。一度の勝利がもたらした希望は、次第に絶望へと変わりつつあった。しかし、この困難な時期に、宮本芽依の冷静なリーダーシップが光る。彼女は、チームを鼓舞し、落ち込むメンバーを励ますことで、団結力を再び高める。

宮本芽依は、メガコーポの刺客たちの弱点を分析し、新たな戦略を立案する。彼女たちは、相手の能力を徹底的に研究し、それぞれのメンバーが対抗策を練る。この過程で、チームはそれぞれの強みを再認識し、互いを信じる力を深める。横丁ディーバズは、逆境の中でも成長し、より強固なチームへと進化していった。

第6章: 決断と団結

横丁ディーバズは、新たな戦略を胸に、再びメガコーポの刺客たちとの対決に挑む。この章では、彼女たちが直面する困難を乗り越え、団結力を強化していく過程を描いている。彼女たちは、それぞれが持つ特技とチームワークを駆使し、メガコーポの挑戦に立ち向かう。

戦略会議で立てた計画に基づき、横丁ディーバズは一人ひとりが自分の役割を果たす。佐藤真紀はその強靭なパワーで相手を圧倒し、高橋絵里は素早い動きで敵を翻弄する。中村亜美は持久力を生かして長期戦に持ち込み、小林由美子は技巧を駆使して相手を制する。そして宮本芽依は、チームの精神的支柱として、メンバーを鼓舞し続ける。

商店街の住人たちも、彼女たちの戦いを支えるために力を尽くす。試合会場では、様々な店から提供された食料や飲料が選手たちをサポートし、地元の子どもたちは手作りの横断幕を持って声援を送る。この温かなサポートが、横丁ディーバズの闘志をさらに燃やす。

試合は、一進一退の攻防が続く。メガコーポの刺客たちも、人間離れした能力で反撃するが、横丁ディーバズの新たな戦略と団結力は彼女たちにとって予想外だった。特に、宮本芽依がリーダーとして示す冷静さと判断力は、チームにとって大きな武器となる。

最終的に、この章の対決では、横丁ディーバズが辛勝する。彼女たちの勝利は、商店街の人々に大きな喜びをもたらし、メガコーポに対する一矢を報いることに成功する。しかし、彼女たちはこれで満足せず、さらなる高みを目指して前進を続ける決意を新たにする。

第7章: 最後の戦い

横丁ディーバズとメガコーポの刺客たちとの戦いは、ついに最終局面を迎える。この対決は、ただのプロレスの試合を超え、横丁ストリートの運命を左右する決定的な戦いとなった。商店街の未来を賭け、横丁ディーバズはこれまでにない覚悟でリングに立つ。

試合の開始前、横丁ディーバズは体育館で最後のミーティングを行う。宮本芽依は、「私たちの戦いは、商店街のためだけではない。私たち自身、そして私たちが信じるもののための戦いだ」とメンバーに語りかけ、団結を促す。彼女たちの目には、不安ではなく、戦いへの確固たる決意が宿っていた。

試合は予想を超える激しさで進行する。メガコーポの刺客たちは、その非人間的な能力を駆使して圧倒的な強さを見せつける。横丁ディーバズも、これまでの試合で培った技術と経験をフルに活用し、必死に対抗する。両チームの間で繰り広げられる激しい攻防は、観客を釘付けにする。

しかし、最終的にはメガコーポ側の女子プロレスラーが勝利し、横丁ディーバズは敗北を喫する。この結果は、横丁ストリートの運命を決定づけるものとなった。試合後、体育館は沈痛な空気に包まれる。横丁ディーバズのメンバーたちは、失意の中でリングを後にするが、彼女たちの目には、未来への希望の光がまだ残っていた。

第8章: 新たな始まり

敗北の痛みを背負いつつ、横丁ディーバズと商店街の住人たちは、メガコーポの再開発計画とどう向き合うかを考え始める。メガコーポは、商店街の土地に大型ショッピングモールを建設する計画を進めるが、同時に商店街の店舗に対して、新しく建設されるショッピングモール内に出店する機会を提供する。

この提案に対して、商店街の店主たちは様々な反応を示す。一部は新しい機会を歓迎し、新たな始まりを迎える準備を始める。他の者は、伝統的な商店街の喪失を嘆き、変化に抵抗する。しかし、最終的に多くの店主たちがこの変化を受け入れ、新しいショッピングモールでの出店に向けて前向きに動き始める。

第9章: 横丁ディーバズの未来

敗北した横丁ディーバズは、当初は失意に沈むが、彼女たちもまた新たな道を模索し始める。ショッピング

モールの開業に合わせて、彼女たちはプロレスのショーを開催することを決定する。このショーは、商店街とそのコミュニティの新たな姿を象徴するものとなり、横丁ディーバズは再び地元の人々から熱い支持を受ける。

また、メガコーポ側の女子プロレスラーたちとの関係も変化し、互いの尊敬と理解を深める。彼女たちもまた、企業による支配から自らを解放し、真のプロレスラーとしての道を歩み始める。

第10章: 終幕

物語は、横丁ディーバズがショッピングモールでのプロレスショーを成功させ、新しいステージで輝きを放つ様子で締めくくられる。商店街の人々も、新しい環境に適応し、変化を受け入れ始める。横丁ストリートは、かつての姿を失いながらも、新しいコミュニティとしての一歩を踏み出す。

この物語を通じて、横丁ディーバズと商店街の人々は、困難に直面しながらも、絆を深め、変化を受け入れ、新たな未来を切り開いていく。彼女たちの戦いは、プロレスのリングを超えて、人々の心に深く刻まれることになった。

良くなったんだかならなかったんだかよくわからないのが実情。特に後半になるにつれて明らかに尺の足りない漫画原作アニメのように駆け足になってしまう問題がほぼ解決されてない。これからも色々試しておきたい。

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