大阪モーターショー

日常

先日大阪モーターショーに行ってきたのでみてきた物を報告。先月の東京のモーターショーを見ることも一瞬考えた時期があったけどいくらなんでも遠すぎなので諦めた。大阪でもモーターショーは開催されることを知ったのは割と最近なので20年ぶりのモーターショーを見てきました。

まずトヨタのEPU、EVのピックアップトラックと言えばテスラのサイバートラックが話題だけどこれはどうだろう。良くも悪くも常識的なデザイン。

結構室内までしっかり作られていた。市販モデルがどうなるか気になる。

クラウンセダン、やっぱりセダンは低くてワイドにするのがかっこいい。どうせ居住性を求める人はミニバンとかSUVを買うんだし、今のセダンはスポーツカーと同じカッコつけるための車として作るべき。

内装も他のクラウンよりも高い分上質。光り物とかピアノブラックのパネル、前席と遜色ない質感に広い後席といい感じ。基本はクロスオーバーと同じデザインだけど使う素材の色やデザインで価格差を納得できる上質さだった。

後席のアームレストには液晶の操作パネル。エアコンやシート、オーディオの調整が行える。こういうところからもセダンは他と違ってショーファー的な役割にも対応することが感じられる。

内装で唯一ケチをつけたいのが木目調パネルの配置。このエアコン周りのパネル、大きく湾曲してさらに複雑な形状、しかも継ぎ目は一切ないんだけど、本物の木を削ったりして作る場合こんな複雑な形状にするにはとてつも無い加工技術そしてコストがかかるはず。職人の手作りで年数十台程度しか生産しないラグジュアリーカーならともかく、高級車とはいえ一応工場で大量生産されるクラウンセダンでそんな手間暇かけられるはずなく、木目”調”パネルだねと痛感してしまう。

まあでも内装で不満なのはそれぐらいで、基本的にはフォーマルな高級車らしい良い内装ではある。木目調パネルも配置がアレなだけで質感自体はかなり良かったし。

ランドクルーザーSe。

いかにもコンセプトカーって感じのデザイン、特にドアハンドルとかがあまり現実味無い感じだけど頑張ってそのままの形で市販化されて欲しい。

ビジョンコペン。軽ではなく普通車らしいけど、1.3LのFRスポーツカーというかなりネットの車好きたちが喜びそうな車。ただ専用設計のFR普通車なことは部品流用や量産効果の妨げになりそうだしかなり高い車になりそう。

デザインはオリジナルと同じお椀をひっくり返したみたいな感じ。下半身が絞られてないせいで締まりがなく、ポリカーボネート一発抜きのラジコンみたいなオモチャ感を感じる。でもサイズの小ささを活かしてオモチャ感をポジティブな方向性に持っていっているのはいい感じ。あと最近ちょっと流行りの同色グリルも余計な要素のない塊感を強調してて良い。

内装はこんな感じ。ダッシュボードからの突出物が少ないのは運転時に視界を妨げにくそう。あと白というかグレーの解放感のある色使いはスポーツカー=黒と赤のタイトで包まれ感を演出すべしという固定概念から抜け出してて好感が持てる。

ビジョンコペンの隣に展示されていたミーモ。

タイヤとかサイドパネルに穴があって、そこにブロックとかをはめてカスタマイズできるみたい。 ところで運転席近くにあるサイクロン掃除機みたいなユニットはなんのためにあるのか。

これもビジョンコペンの隣にあったコンセプトカー、オサンポというらしい。黄色ナンバーだし軽自動車なんだろうけど、普通車になったコペンの代わりの軽オープンカーといったところだろうか。全く速そうには見えないけどなんというか道具感と愛嬌は感じられる。

マツダICONICSP。非常に最近のマツダらしいデザイン。というかこのツヤツヤした赤色に逆五角形のグリルがあれば大抵の車はマツダ風に見えるだろうけど。

近くで見て思ったのが意外と小さかったこと。間近で見比べてこそいないけどロードスターとそう変わらないサイズに見えた。

非常に不鮮明だけど室内の写真も撮れた。

スバルスポーツモビリティコンセプト。

ウルトラマンの防衛チームが乗ってそうな足し算しまくりのデザインはやりすぎ感はあるけどここまで突き抜けるとむしろ魅力的。

今回の銀と青だけでなく、赤とかオレンジでも防衛チーム感が出そう。

日産のハイパーフォース。GTRのコンセプト。前後にハイパワーモーターを積んだEVのスポーツカーだという。実際床下に敷き詰めたバッテリーによる低重心と安定性にパワフルかつシームレスに加速できるモーターの特性が加わればスーパーカーらしい性能は間違い無く得られるはず。

内装はこんな現実味のない形だしこれに近い形で近いうちに出るとは思えないけど期待したい。

新型アコード。

クラウンセダンと同じく伸びやかで平べったい古典的なカッコ良さがある。シンプルで余計な装飾がないことものびやかさを強調しててなおよし。

内装では中央のダイヤルを使ってエアコンやオーディオなど様々な操作を行えるのが新しい。流行りのタッチパネルよりも車の操作系としては使いやすく、それでいてちゃんと新しい物感を感じさせてくれる。

テスラと並ぶ(?)黒船、BYDよりドルフィン。補助金込みで300万以下で買えるということで特に発表当初は結構話題になってた記憶がある。

外観は良くも悪くも普通。国産のFFコンパクトカーと並んでてもそんなに違和感はない。

内装は正直安っぽい。(実際安いから仕方ない)ソフトパッドとかは貼られてるけどその模様というか質感がショボいし、スイッチの節度感もイマイチ。幸い曲線的なデザインのおかげでぱっと見の印象は割と誤魔化せて入る。あと中央のタブレットっぽいナビ画面はボタン操作で縦向きにできる。地図の先を見たいのでナビとしては縦の方が使いやすい。

実はBYDの電気自動車に試乗することも可能だったようなので(ドルフィンかATTO3だったはず)試乗しようとしたんだけど、他のメーカーの試乗も含めて非常に人が多かったので列に並ぶのが大嫌いな自分は試乗は諦めた。いつか試乗して中国車の実力を確かめたい。

セダンタイプのBYD SEAL。

普通にかなりかっこいいけど全体的にどこかで見た感じが漂う。具体的にこの車のパクリってレベルであからさまな感じではないけど、オリジナリティのあるデザインかと言われると微妙。でも普通にかっこいい。

ハバナ。

ライズベースのカスタムカーだけどローダウンとフロントとリアの改造でかなり違う車に見える。 Cピラーの処理とかはライズの面影があるけどパッと見は別物。顔の印象は大事。

他にもこんな感じで色々見てきました。試乗が混みすぎてたのだけは残念だけどそれ以外は満足だった。あと昼に屋台で食べたドネルケバブと牛タンソーセージが美味しかった。

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