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前回街づくりがスタートしたばかりなんだけど、今回はちょっと中断して街の住みやすさ、生産性に直結するこのゲームの最も重要な要素、渋滞について解説していきたい。
何故渋滞は重要なのか
まずはこのゲームにおいて何故渋滞が重要なのかを説明する。
シムシティでも渋滞という概念はあったけれど、あくまで住民の満足度が下がったりする程度で直接街に悪影響を及ぼすようなことは無かった。
それに対してCities skylineでは住民一人一人の行動まで反映しているため、渋滞がひどいとこんな人の生死にかかわる重大な問題が発生してしまう。
1:工場が止まる
このゲームの工場は無から製品は作れない。ほかの街から原材料を送ってもらう必要があるのだが、渋滞で原材料が届かなくなると製品を作ることができなくなる。その結果売り上げが急速に落ち込み、何も対策しないでいると工場は廃業に追い込まれる。働ける場所がなくなるとニートが街に溢れかえることだろう。
2:住民が病院に行けなくなる
住民が病気になると病院・診療所から救急車が派遣されるのだが、それで何とかなるのは道路が空いていればの話。渋滞していると救急車が動けなくなっている間に住民が死んでしまうことも・・・
もしそうなってしまえば、次の問題にも繋がっていく・・・
3:遺体が埋葬されなくなる
病気や高齢によって住民が亡くなった場合、火葬場、墓地が病院と同じ要領で霊柩車が派遣されるが、これも渋滞のせいで届かないことがある。そうなってしまうと住民たちは行政サービスの未熟さに不満を持ち、街から出て行ってしまうかもしれない。
4:電気が止まる
電気を化石燃料に頼っている街ならこれも発生してしまうかも・・・
石油、石炭を運ぶトラックが到着できず、発電所が止まってしまえば町のありとあらゆる機能が完全に停止してしまうだろう。その先はゴーストタウン、ゲームオーバーへと一直線。
どうしても渋滞を解消できない場合、原料を輸送せずとも発電できる原発や再生可能エネルギーの導入を検討してみるべきかもしれない。
この4つ以外にも、大気汚染の深刻化や騒音などの細かな問題を多数引き起こす渋滞は、街の根幹を揺るがすような問題だ。多くの問題を抱えている街でも、渋滞さえ解消することができればほかの問題もある程度緩和されていくこともある。
次回からは街の開発に戻りつつ、ある程度大きな街になったら(渋滞が深刻化したら)渋滞の解消を実際に行っていきたいと思う。
次回に続く・・・
次の回です。
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